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ピーチ、那覇ー香港線を就航 2015年にはベトナムやタイも視野に

2021年04月23日

ピーチ・アビエーション(通称ピーチ航空)は、2015年2月に那覇-香港線を開設しました。
ピーチ航空にとって、7路線目の国際線となる那覇-香港線。

同路線就航により、路線数は国際線が7路線、国内線10路線、計17路線に拡充されました。

那覇-香港間の定期航空便はLCC初。運賃は片道7,180円からとなっており、燃油サーチャージなし(2015年現在)、まさにLCCならではの料金設定といえます。

那覇空港がピーチの第2拠点(ハブ)となったのは2014年7月。
アジアに新たな市場を求めるという当初の計画通り、今回の就航が行われた形です。

ターゲットは円安によって拡大した訪日需要。特に沖縄は外国人旅行者の増加傾向が著しく、近年新たな観光地として国際的なステータスを高めています。

2015年中に那覇から新たな国際線を拡充する計画も進められているそうで、将来的には那覇からホーチミンやハノイ(ベトナム)、バンコク(タイ)、クアラルンプール(マレーシア)、シンガポールなどに就航する展望もあるようです(CEO談)。

基本的なビジネスモデルは従来どおり、「片道4時間以内」。
東南アジアの都市を主戦場として、同業他社(LCC間)の競争に勝ち抜くための「サービスの差別化」に注目が集まっています。

現在、国LCCを代表する存在として、1日に約70便が発着し、1万人以上が利用するピーチ航空。

就航からわずか3年で利用者は800万人を超え、早くも一つの「ブランド」として、日本航空業界にとって欠かせない地位を確立しています。

現状、搭乗率が9割を超えていることからもその好調ぶりがうかがえますが、相次ぐ路線の拡大方針に全く問題がないわけではありません。

2014年は「機長不足」が深刻化。路線拡大に伴って必要な人材確保が間に合わず、同年5月から10月まで、約2000便が欠航するという事態に陥りました。

徹底した効率化で窮地を打開しましたが、今後はLCC間の競争が激化することは避けられない情勢で、「空飛ぶ電車」を自負するピーチ航空がどのようなビジネス戦略を打ち出すのか…今後の動静が気になるところです。

航空業界を下支えするのは、なんといっても円高と好景気(景気回復)。

特に海外旅行者(国際線)は経済の情勢から影響を受けやすく、消費者の懐事情はそのまま航空市場に直結します。

仮に景気が好転した場合、那覇空港ではさらなる路線拡大も予測されますが、現状では1機しか駐機できない環境にあり、スペース確保も喫緊の課題といえそうです。

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