ANAが2年ぶりに営業黒字となった訳

原油価格の高騰による燃料関連のコストアップによって、世界中の航空会社が苦戦を強いられています。特に国内の大手航空会社は低価格を売りにしたLCCに人気路線のシェアを奪われ、厳しい状況となっています。

そんな中、2014年、4-6月期の連結決算でANAが2年ぶりに営業黒字となったことを発表しました。JALなど他大手航空会社の営業赤字が続く中で、どうしてANAは営業黒字とすることができたのでしょう?

◆状況の厳しさはどこも同じ
前述のとおり、燃料費などのコスト増加による打撃は、すべての航空会社が受けています。もちろんANAも例外ではなく、大きな負担を強いられています。
その上、国内線の人気路線はスカイマークやピーチ、スターフライヤーをはじめとする低価格なLCCに奪われてしまったシェアを取り返すことができたわけではありません。

周囲を取り巻く厳しい状況を跳ね返すことができたわけではないにもかかわらず、ANAは赤字から黒字に転換することができました。
その最大の理由は、「稼げる所で確実に稼ぐ」というスタンスにあります。

◆国際線の発着便を確保する
ANAとJAL、それぞれを取り巻く環境はほぼ同じです。しかし、どこで差が開いてしまったのでしょう?その最大の理由とされているのが、羽田空港の発着便の枠数の差にあります。
今期、ANAは羽田空港発着枠を11便確保したのに対して、JALは5便にとどまってしまいました。この差は非常に大きなものとなりました。

羽田空港は日本の玄関口です。そこでの発着便を多く確保することは言うまでもなく多くの利益を確保することに繋がります。

◆赤字運航にならなければ確実に利益を生む
しっかりと便の数を確保することができれば、赤字運航にならない限りは確実に利益を産みます。今期のANAにとって最大のテーマとなっていたのはいかに赤字運航を減らすか、という点でした。

燃料費の高騰によって、乗客を確保することによって赤字運航になってしまった場合の負担はより大きなものとなっています。
これを防ぐための手段として、さまざまなキャンペーンを実施しています。

赤字運航を避けるために特に有効なのが早期予約割引です。早い段階で座席を埋めることができますので、赤字となってしまうリスクを大幅にカットすることができます。
ANAはうまくこういったサービスを使い、多く確保できた羽田空港の発着枠で確実に利益を稼ぐことができたのです。

厳しい状況を強いられている航空会社各社ですが、確実に稼ぐことのできるポイントを押さえることによってANAは赤字から黒字へ転換することができたのです。

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