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ANA(全日空)の予約の変更や取り消し方法!キャンセル料や変更手数料はどれくらいかかる?

2022年02月21日

今回の記事では、ANAの予約便を別便への変更するときや取り消しするときの対処方法やキャンセル料などについて紹介します。

予約の変更や取り消しを行う3つの理由とそれぞれの対処方法

航空券の予約の変更や取り消しを行う理由は

・個人の都合(予定変更や体調不良など)
・悪天候、自然災害など
・機材故障など

の大きく3つに分けられます。
それぞれの理由によって対処方法が異なりますので、予約便の変更や取り消しを検討している方は、これから紹介する内容を参考に手続きを進めてください。

個人の都合による変更・払い戻し

個人都合というのは、たとえば予定が変わって予約していた便に乗らなくなったときや、出発時間までに空港に行けず、予約していた便に乗れなかったときなどです。
また、病気や怪我などで乗りたくても乗れないときも個人都合にあたります。
病気や怪我は不可抗力なので個人都合と言われると納得できないかもしれませんが、自己管理の範囲内になるので個人の都合による変更や払い戻しということになります。
このような個人の都合による予約の変更や取り消しは、予約している便の出発前までに行わなければなりません。
もし出発前までに手続きできなかったら、たとえ同額でもほかの便への振り替えができなくなり、払い戻しの手続きしか行えません。
そうなると払戻手数料と取消手数料が発生するため、余計な支出をすることになりますし、あらためて別の便を予約しなければなりません。
そのため、予約していた便に乗れず、ほかの便に変更しなければならなくなったら、早めに手続きを済ませましょう。
ただし、病気や怪我などが理由の場合は特別対応として、30日以内の便に変更するか、払戻手数料と取消手数料を支払わずに全額払い戻してもらえます。
その際は医師の診断書などの提出を求められるので、事前に用意しておきましょう。

・個人都合による予約の変更ができないケース

予約便の出発前なら同額の別便へ変更できるANAの航空券ですが、予約を変更できないケースがあります。
それは、搭乗者を変更(航空券の名義変更)する場合です。
搭乗者を変更する場合は、一度払い戻してあらためて航空券を購入しなければなりません。
また、ANAバリューやANAスーパーバリューなど、割引運賃の航空券も予約の変更はできません。
そのため、割引運賃の航空券を購入する際は、予約の変更ができないデメリットがあることを考慮した上で購入しましょう。もし予約を変更する可能性がある場合は、予約変更ができる種類の航空券を購入するようにしましょう。

悪天候、自然災害などが理由の変更・払い戻し

台風や大雪、地震などの不可抗力によって予約していた便に乗れなくなったときは、ほかの便への振り替えや払い戻しができます。
変更手続きは予約便の出発予定日の翌日以降でも行えますが、出発予定日から10日以内に行う必要があります。
また、基本的に取り消しに伴う手数料やキャンセル料は発生しません。
悪天候や自然災害などが理由で予約の変更や払い戻しをするときに、気をつけなければいけないことがひとつあります。
それは、空港までの交通費や宿泊費などの諸費用は搭乗者が負担しなければならないことです。
たとえば台風が接近している中、予定通りフライトするかどうかわからない状態で空港まで行き、結局欠航になってしまったときは、空港までの交通費はANAに請求できません。
また、前日に空港近くのホテルなどに宿泊していた場合も、宿泊費をANAに請求することはできません。
そのため、悪天候が予想される場合は事前に予約している便を変更するか、仮に欠航になったとしても、交通費や宿泊費などの諸経費は自分で負担すると覚悟した上で空港まで行きましょう。

機材故障などが理由の変更・払い戻し

機材の故障やエンジントラブルなど、ANA側に事由がある場合の遅延や欠航に関しても、当然ながら予約の変更や払い戻しができます。
もちろん、手数料やキャンセル料は発生しません。
悪天候の場合と同様、予約の変更は出発予定日の翌日以降も受付けていますが、同じように出発予定日から10日内に手続きを済ませなくてはなりません。
悪天候などの場合と大きく異なるのは、遅延や欠航に際して発生した交通費や宿泊費などの諸費用は、ANAが定める範囲において支払ってもらえることです。
たとえば翌日以降の便に振り替えになった場合、宿泊費と宿泊先までの交通費(上限額1万5000円)はANAが負担してくれます。
また出発後、機材故障などにより搭乗便が目的地に遅延し、公共交通機関が利用できない深夜に到着した場合は、到着空港から目的地までのタクシー代などの交通費をANAに支払ってもらえます。
ただし、出発日から30日以内に精算する必要があります。
また、精算には領収書(コピー不可)の提示が必要になるので、忘れずにもらいましょう。

悪天候や機材故障などによる遅延や欠航をいち早く知るには

ANAでは、最新の運航状況をウェブサイトで確認できるようにしてあります。
そのため、悪天候や機体トラブルなどによる欠航や、発着する便に遅延が生じる可能性がある場合などは、こまめにチェックし変更手続きなどがスムーズに行えるよう備えておきましょう。
最新の運航状況は前日から確認できるので、天候が気になるときは早めにチェックしましょう。
また、ANAでは「予約・運航案内メールサービス」を行っています。
ANAのウェブサイトから航空券を予約した人にだけ提供されているサービスですが、予約便の発着に変更やトラブルがあれば登録しているメールアドレスに案内メールが届くようになっています。
そのため、わざわざウェブサイトにアクセスして運航状況を確認する必要はありません。
このほかANAでは、ANAアプリのプッシュ通知やSMSでも運航状況を案内するサービスを行っています。
ANAのウェブサイトから航空券を予約していない人は、アプリやSMSで情報を得るようにして、予約便の発着変更やトラブルにいち早く対処できるようにしておきましょう。

ANAの航空券を変更・取り消しするには

予約の変更や払い戻しの手続きは、ANAウェブサイトやANA予約・案内センター、ANA国内線空港カウンターで行うことができます。
その中でも、もっとも手軽に行えるのはANAウェブサイトです。
ANAウェブサイトならスマホからでもアクセスできるので、急ぎの場合や病気・怪我などの緊急事態が起きた場合に便利です。
ウェブサイトで手続きを行う際は認証コードが必要です。
認証コードとは、ANAマイレージクラブ会員の方はお客様番号、ANAマイレージクラブ会員以外の方は購入時に発行された確認番号(または予約番号)か、購入時に使用したクレジットカードの番号のことです。
クレジットカードを使用していない方は確認番号か予約番号が必要になるので、航空券の購入時に必ずメモするなどして保管しておきましょう。
パソコンやスマホの操作に不慣れな人は、ANA予約・案内センターを利用しましょう。
ANA予約・案内センターに電話し、予約している日にちや便名と認証コードを「コミュニケーター」と呼ばれる問い合わせ担当者に伝えると、手続きをしてくれます。
ANA予約・案内センターの電話番号は以下になります。

・ANAマイレージクラブ会員の方
0570-029-767(ナビダイヤル)
03-6741-6683(東京)

・ANAマイレージクラブ会員の以外の方
0570-029-222(ナビダイヤル)
03-6741-8800(東京)

どちらも受付時間は6:30~22:00(年中無休)です。
待ち時間が長いと感じたときは、ANAのウェブサイトに「コミュニケーターへの接続目安時間」が表示されているので、そちらで確認するといいでしょう。
また、空港に到着後、急に予約の変更やキャンセルしなければならなくなったときは、ANA国内線空港カウンターを利用しましょう。
その場で別便の空席状況の確認や、予約などができるので便利です。

ANAウェブサイトで払い戻しができないケース

手軽に予約便の払い戻しができるANAのウェブサイトですが、以下のような場合はANAのウェブサイトでの払い戻しはできません。

・予約便出発予定日の翌日から11日以降に払い戻す場合
・ANA利用券で購入している場合
・ANA空港カウンター、または旅行会社で購入している場合
・往路便と復路便の予約記録が異なる場合

このような場合は、ANA予約・案内センターに電話をします。
このほか、乗り継ぎを利用する航空券など、ANAのウェブサイトでは払い戻しができないケースがあります。
詳細はANA予約・案内センターで確認してください。

キャンセル料や変更手数料、払い戻し期間について

自己都合で予約便に乗れなくなった場合は払い戻しができますが、その際には手数料が必要になります。
手数料は航空券1枚(1区間)につき440円です。
また、手数料のほかにキャンセル料が掛かります。
キャンセル料は、航空券の種類や出発日の何日前にキャンセルするかによって変わってきます。
そのため、航空券を購入するときには必ずキャンセル料が何日前から発生するか確認しておきましょう。
たとえばプレミアム運賃の航空券は、出発時刻前までならキャンセル料はかかりませんが、出発時間以降になると運賃の約20%相当額をキャンセル料として支払うことになります。
また、ANAバリューのような早割の航空券は、購入から搭乗日55日前まではキャンセル料はかかりませんが、その後、出発日が近づくにつれて料金が高くなります。
出発時刻以降になると100%支払うことになるので、早割で購入した航空券のキャンセルは、手続きを早くすればするほどキャンセル料が安くなると覚えておきましょう。
悪天候や機材トラブルなどが理由で欠航になった場合は、原則として手数料なしで全額返金されます。
返金の手続きは当日でなくても、予約便の出発予定日から30日以内にANAに連絡をすれば受付けてもらえます。
ただし、30日を過ぎたら返金されなくなるので早めに手続きを済ませましょう。
返金ではなく別便への変更を希望する場合は、もし空港にいるならそのままANA国内線空港カウンターへ向かいましょう。
悪天候や機材トラブルなど不測の事態で欠航になった場合は、多くの人が別便への振り替えを希望することが考えられます。
希望する便が予約で埋まってしまう前に、早めに変更手続きを済ませましょう。

返金方法や返金されるまでの日数について

ANAの航空券を払い戻しするときには、手続きの方法によって返金のされ方や返金されるまでの日数が異なります。
ここでは、それぞれの違いについて紹介します。

クレジットカード

クレジットカードで航空券を購入した場合は、購入時に使用したクレジットカード会社を通じて返金されます。
返金されるまでの日数は、払い戻しの手続きを行った日とクレジットカード会社の締め切りや返金処理手続きのタイミングによって変わりますが、目安として1~2カ月程度と考えておけばいいでしょう。
クレジットカード会社によって航空券の払い戻しの清算と手数料の引き落としが同時に行われる場合と、手数料だけ後日引き落とされる場合があります。
気になる方は、クレジットカード会社に問い合わせましょう。

現金(ANAウェブサイトで払い戻しした場合)

航空券を現金で購入し、その後、ANAウェブサイトで払い戻しの手続きを行った場合は、手数料を差し引いた金額が指定した口座に振り込まれます。
金融機関の営業時間内なら即日返金され、営業時間外なら翌営業日に返金されます。
ただし、振込手数料は搭乗者が負担しなければなりません。

現金(ANA予約・案内センターで払い戻しした場合)

払い戻しの手続きをした日から7日以内を目安に、手数料を差し引いた金額が指定した口座に振り込まれます。
ただし、年末年始やゴールデンウィークなどは、7日以上かかることがあります。
こちらも振込手数料は搭乗者負担なので注意しましょう。

ANA SKYコイン

ANA SKYコインで支払った場合は、払い戻し手続きと同時にANA SKYコインで払い戻しされます。
ただし、手続きをした時点で有効期限を過ぎているANA SKYコインは払い戻しされません。

ANA利用券

ANA利用券が再発行され、後日郵送されます。
払い戻し手続きをしてから、10日前後かかります。

まとめ

今回は、ANAで予約した航空券の取り消しや変更方法、キャンセル料、手数料などについて紹介しました。
予約を取り消したり、別便に変更したりする理由が個人都合なのか、悪天候や機材トラブルなどが原因なのかによって対応が異なります。
取り消しや変更に応じてもらえる期間もそれぞれ違うので、できるだけ早く手続きを済ませましょう。
予約便の取り消しや変更が必要になったときは、ぜひ今回の記事を参考にしてください。

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