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全国旅行割とは?すでに予約済みの旅行はあとから割引できる?申請や使い方、条件など徹底解説!

2022年10月18日

新型コロナウイル感染拡大の影響により落ち込んでいる観光需要を喚起するための旅行割引キャンペーン「全国旅行割」が間もなく始まります。

この記事では全国旅行割について、いつからいつまでなのか、どこで予約するのか、予約済みの旅行はあとから割引できるのか、など現段階でわかっていることをわかりやすく紹介します。

深まる秋の気配に誘われ、久しぶりに遠くへ出かけてみようという方、全国旅行割を賢く使い、お得に旅を楽しんでみませんか。

国内旅行を計画している方は、この記事を最後まで読んで、ぜひ参考にしてください。

全国旅行割とは?

全国旅行割(=全国旅行支援)とは、新型コロナウイルス感染拡大の影響で落ち込んだ旅行の需要を喚起するため、政府主導で実施される、国内旅行の大型割引キャンペーンのことです。

全国旅行割は、旅行の代金が割引になるだけでなく、旅先で使える地域クーポン券が無料で配付されるため、お得に旅が楽しめます。

また、地方の観光地にとっては、たくさんの観光客が見込まれることで、コロナで落ち込んだ経済を回復させる支援策となっています。

全国旅行割は、その名の通り全国を対象にしており、特に飛行機や新幹線などの公共交通機関を利用した遠方への旅行を促しているのが特徴です。

全国旅行割
割引率 40%引き
1人1泊当たりの割引上限額 交通付きの宿泊:8,000円割引
その他:5,000円割引
1人1泊当たりのクーポン券 平日:3,000円分配布
休日:1,000円分配布
対象 全国の都道府県の旅行
*各都道府県から不参加の申し出があった場合、
その都道府県の旅行は対象から除外

宿泊+交通機関のパッケージ商品がおすすめ

1人1泊当たりの割引上限額は、宿泊のみの予約だと5,000円の割引に、交通+宿泊の予約だと8,000円の割引になり、交通付き宿泊の方が3,000円もお得になります。

これは、地方の観光と共に公共交通機関の利用も促すためであり、飛行機や新幹線はもとより、バスやフェリーなども対象となっています。

そのため、遠方への旅行を計画しているなら、ホテルと飛行機や新幹線、寝台列車や連絡船などとがセットになった、いわゆる「パッケージ商品」を利用するのがおすすめです。

交通機関と宿泊施設を別々に予約すると、8,000円の割引が適用されない可能性があります。

また、マイカーで旅行すると割引が適用されないので注意してください。

平日の旅行がお得

旅行先で使える地域クーポン券は、平日の方が2,000円分多く配布されます。

これは平日の集客率アップを図るためであると同時に、休日に観光客が集中して密になるのを避け、観光客を分散させてコロナ感染のリスクを減らす目的もあります。

旅行するなら、人も少なくクーポン券も多い平日の方がお得です。

宿泊は土曜日宿泊のみ休日扱い

全国旅行割は、日帰り旅行と宿泊旅行とで休日の定義が変わります。

日帰り旅行の場合、「土曜日」「日曜日」「祝日」が休日となり、それ以外は平日です。

しかし、宿泊旅行では、宿泊する日とその翌日の両方が休日の場合に限り休日扱いとなり、それ以外は全て平日扱いになります。

例えば、土曜日の夜に宿泊して日曜日に帰る1泊2日の旅行は休日扱いですが、金曜の夜に宿泊して土曜日に帰る旅行と、日曜日の夜に宿泊して月曜日に帰る旅行は、平日扱いになります。

週末しか旅行できない方は、土・日よりも金・土もしくは日・月の方がおすすめです。

宿泊する日が平日になるので平日扱いとなり、休日より多くのクーポンを多くもらえます。

県民割との違いは?

県民割とは、県民が県内の観光旅行をする際に旅行代金が割引される観光支援策です。

現在は対象地域が県内から近隣県へと拡大され、「ブロック割」となっています。

例えば、茨城県の県民割(ブロック割)は、対象が茨城県、栃木県、埼玉県、群馬県、千葉県、神奈川県、山梨県、福島県の在住者です。

県民割と全国旅行割とでは、次の表のように割引率や割引上限額等などが異なります。

全国旅行割 県民割
割引率 40%引き 50%引き
割引上限額 交通付き宿泊:8,000円割引
その他:5,000割引
一律5,000円割引
クーポン券 平日:3,000円分配
休日:1,000円分配布
一律最大2,000円分
対象 全国 県民、隣接県民、同一ブロック内在住者

県民割(ブロック割)は、もともと近場の旅行を促進するための事業でした。

コロナの感染状況が落ちついた現在、対象エリアが拡大されてブロック割となりましたが、それも2022年10月10日で終了します。

10月11日チェックアウト分まで使えますが、それ以降延長の予定はありません。

全国旅行割はいつからいつまで?

全国旅行割は、2022年10月11日から12月下旬まで実施される予定です。

開始日の10月11日は決定されましたが、終了日はまだ決まっていません。

全国旅行割は本来7月前半からスタートする予定でしたが、コロナ感染状況が拡大の一途をたどっていたため、10月11日に開始日が延期されました。

10月10日までは各都道府県の県民割、その翌日から全国一斉に全国旅行割に切り替わる日程となっています。

ただし、新型コロナウイルスの感染状況によっては、全国旅行割実施期間中であっても対象外となる都道府県が出てきたり、場合によっては全国的に中止になったりする可能性があります。

随時状況が変わるため、最新の情報を確認するようにしてください。

東京都は開始延期

全国旅行割は、2022年10月11日に全国一斉でスタートしますが、東京都だけ10月11日の開始に準備が間に合わないため、開始日の延期が決定しています。

これは、東京都の都民割にはクーポン制度がなく、全国旅行割開始に向けてクーポン利用が可能なお店を新たに募集しなければならないためといわれています。

東京都の全国旅行割のスタートは、2022年10月20日の予定です。

そのため10月11日から10月19日までは、東京都を目的地とした旅行は、全国旅行割の対象外です。

ただし、東京都民が10月11日以降、他府県へ旅行すれば全国旅行割の対象になります。

東京への旅行を計画している方は、10月20日以降に行くのがいいでしょう。

ワクチン接種済みかPCR検査陰性が条件

全国旅行割を利用する人は、ワクチンを3回接種済み、またはPCR検査の結果が陰性であることが条件となっています。

ワクチン接種済み証明書または陰性証明書の持参は必須です。

また、全国旅行割利用者であることがわかるよう、旅行先では免許証やマイナンバーカードなど身分証明証の提示が必要です。

ただし、旅行先となる各都道府県によって対応が異なりますので、旅行に出かける前に、各都道府県の最新情報を確認してください。

全国旅行割の申請方法は?

全国旅行割は、政府が実施しているキャンペーンですが、クーポン券の取り扱いなど実際のキャンペーン内容は、旅行目的地にしている都道府県によって異なります。

内容の詳細が決まり次第、各都道府県のキャンペーン情報局の公式サイトなどで発表される予定ですので、旅行目的地のキャンペーン情報局のサイトをこまめにチェックするようにしましょう。

まずは旅行を予約

全国旅行割を利用するなら、まず旅行を予約します。

政府が主導するキャンペーンですから、公的機関が予約の窓口となっていると思う方もいるかもしれませんが、そうではありません。

次の3つが窓口となり、予約を受け付けます。

①キャンペーンに参加しているオンライン旅行予約サイト(じゃらん、楽天トラベルなど)

②旅行代理店(JTBなど)

③各宿泊施設(ホテルなど)

ホテルと飛行機がセットになったパッケージ商品などを予約したい方は、①か②を、ホテルの予約だけしたい方は③を選ぶといいでしょう。

2022年10月1日現在、大手の旅行会社のほとんどが全国旅行割に参加していますが、各都道府県によるキャンペーンの具体的な内容が決まっていないため、旅行会社での取り扱いはまだ調整中となっています。

各旅行会社は、自治体から詳細な実施内容が発表され次第、対応を決定するとしています。

全国旅行割はいつから予約できる?

政府は、すでに予約した旅行も全国旅行割の対象とする方針を発表していますが、2022年10月1日現在、まだ各都道府県から詳細な実施内容が発表されていないため、旅行会社もいつから対応できるか未定としています。

すでに予約済みの旅行を全国旅行割の対象とするかどうかは、各自治体によって見解が分かれており、全自治体が足並みを揃えて割引の対象とするわけではないようです。

そのため、すでに予約済みの旅行をあとから割引くかどうかは、旅行会社によって対応が分かれることになりそうです。

この件に関しては次の項で詳しく解説します。

すでに予約済みの旅行はあとから割引できる?

全国旅行割に参加を表明している旅行会社の中で、2022年10月1日現在、予約済み商品をあとから割引すると表明している会社は、楽天トラベル、じゃらん、ジャルパックなどごく一部です。

ここでは楽天トラベルを例に、全国旅行割の予約と割引申請の流れについて解説します。

割引申請の流れ(楽天トラベル)

① 全国旅行割が開始される10月11日以前に、希望するパッケージ商品またはホテル等の宿泊のみを予約します。

この予約は、全国旅行割専用の予約方法ではなく、楽天トラベルの通常通りの予約です。

この段階ではまだ、各自治体がどういった旅行を全国旅行割の対象としているのか詳しい状況がわかっていません。

自治体によって制約を設けていたり、適用条件を示していたりする場合が考えられます。

当該自治体のキャンペーンの詳しい実施内容が発表された後、予約した商品がキャンペーンの対象となる旅行かどうかが判断されます。

② 予約した商品がキャンペーンの対象となる、つまり実施されることが決定したら、楽天トラベルは割引申請者(=予約をした人)に申請の受付開始を連絡します。

③ 楽天トラベルから割引申請の案内が届いたら、割引申請者(=予約をした人)は割引申請の手続きをウェブ上で行います。

操作の仕方は非常に簡単で、楽天トラベルの「個人ページ」を開き、対象条件を確認の上、「割引申請」というボタンをクリックするだけです。

割引申請の手続きは、旅行の前日まで受け付けています。

④ 割引申請手続きの完了は、楽天トラベルの「個人ページ」で確認できます。

以上が楽天トラベルの全国旅行割申請のしくみです。

まだ自治体から詳しい実施内容が発表されていないため、旅行会社としてはまだ詳細な内容を反映したシステムが構築できないというのが現状です。
各自治体からの発表が待たれるところです。

じゃらんとJALパックについては、現段階で決まっていることを紹介します。

予約変更でクーポン使用可能(じゃらん)

じゃらんでは、すでにじゃらんで予約した宿泊施設単体の予約商品のうち、予約期間や割引対象額などの利用条件を満たす場合に限り、予約変更操作でクーポンの利用が可能になります。

パッケージ商品に関しては、運用方針がまだ決まっていません。

発売開始5日前までに予約した商品が対象(JALパック)

JALパックでは、発売開始日の5日前までに予約した旅行が全国旅行割申請の対象となりますが、予約をした人が申請フォームに記載し申請期限までに申請する必要があります。

JAL eトラベルプラザから、全国旅行割適用の可否や補助額等の詳細が、メッセージボードに通知されます。

全国旅行割の使い方

全国旅行割は、旅行商品の割引と、旅行当日に利用できるクーポン券の配付の2本立てとなっています。

商品の予約と割引申請については、まだ詳細な実施方法が決まっていません。

クーポン券は、宿泊するホテル等のチェックイン時または旅行会社で配付され、旅行当日に土産物店や飲食店などの対象店舗で利用できます。

沖縄の全国旅行割実施キャンペーン

2022年10月1日現在、全国旅行割の実施内容の詳細を発表している自治体は、沖縄県だけです。

そこでこの項では、沖縄県への旅行を例に全国旅行割の具体的な内容を紹介します。

「おきなわ彩発見NEXT」概要

「おきなわ彩発見NEXT」は、全国旅行割を活用して実施する観光需要喚起キャンペーンです。

実施期間 2022年10月11日(火) ~ 12月下旬まで
利用対象 日本在住者(沖縄県内在住者を含む)
利用要件 1) 沖縄県を目的地とする旅行・宿泊*1
2) 身分証の提示(居住地の確認)
3) ワクチン3回目接種または検査陰性*2
4) 本キャンペーンの趣旨を理解し協力できること
*1 沖縄在住者の県内旅行を含みます。
*2 12歳未満や修学旅行などは、3)を省略できるケースあり。
旅行割引 割引率:旅行・宿泊代金の40%
割引上限額(1名一泊あたり)
① 交通付旅行商品:8,000円
② 交通付旅行商品以外:5,000円
③ 日帰り旅行:5,000円
地域クーポン 平日:3,000円
休日:1,000円
留意事項 キャンペーンの適用は1回の予約または申込につき最大7泊まで

出典:おきなわ彩発見NEXTキャンペーン事務局

平日に大人2名で2泊3日の沖縄旅行をする場合を例に、割引が適用されるといくらお得になるか計算してみましょう。

・ 旅行代金 40,000円/1人
・ 旅行商品 飛行機+ホテル付きプラン

交通付き旅行商品は、1人1泊当たり8,000円割引になりますから、2泊で16,000円の割引になります。

40,000円-16,000円=24,000円

旅行代金は1人24,000円になります。

さらに平日の旅行なので地域クーポンが1日3,000円分、2日で6,000円分付与されます。

24,000円-6,000円=18,000円

実質の負担金額は、2日で1人18,000円になります。

もともとの料金である40,000円に比べれば、22,000円もお得です。

「おきなわ彩発見NEXT」の使い方

① スマートフォン等でおきなわ彩発見NEXTキャンペーン事務局公式サイトを開き、「キャンペーン対象の旅行を探す」をタップします。

キャンペーン対象の旅行は、「オンライン旅行会社(OTA)」、「旅行会社」、「宿泊」の3つのカテゴリーに分かれています。

2022年10月1日現在、「オンライン旅行会社(OTA)」、「旅行会社」のカテゴリーはまだ準備中で、「宿泊」のカテゴリーだけ稼働しています。

「宿泊」のカテゴリーでは、エリアや条件で絞って検索するか、一覧表で宿泊先を選べるようになっています。
いずれかの方法で宿泊先を選んだら、直接ホテルに宿泊を申し込みます。

② 旅行当日に宿泊先でチェックインをする時、地域クーポンを受け取ります。

③ おきなわ彩発見NEXTキャンペーン事務局公式サイトを開き、「地域クーポンの使えるお店を探す」をタップしてクーポンの使えるお店を探します。

沖縄のクーポンは飲食店や土産物店のほかに、マリンレジャー、沖縄伝統文化体験、水族館、ガイド付きツアー、琉球ガラス、モノレール、タクシー、レンタサイクルなど多彩なジャンルで使えるのが魅力です。

沖縄ならではの旅が満喫できるアイテムとなっていますので、有効に活用しましょう。

④ 選んだお店でクーポンを使います。

「のりとくチケットキャンペーン」も

沖縄の旅というとレンタカーが必須ですが、見知らぬ土地でハンドルを握るのは意外とストレスがたまるものです。

「のりとくチケットキャンペーン」は、観光客を対象に、バス、モノレール、タクシー、レンタサイクルの一部が最大30%OFFで利用できる、お得なキャンペーンです。

「のりとくチケットキャンペーン」は2022年8月1日からスタートし、2023年2月28日まで実施されます。

「おきなわ彩発見NEXT」キャンペーンと時期が重なるので、クーポンと共にしっかり活用してください。

まとめ:最新情報をチェックして予約しよう!

全国旅行割について紹介しました。

自治体から詳細な内容が発表されるまで、窓口となる旅行会社は対応を調整中としており、政府の思惑とは裏腹に、現場はまだ混乱しているのが実情のようです。

全国旅行割開始直後はしばらく混乱した状況が続くと思われます。

旅行先となる自治体の最新の情報を確認するようにしてください。

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