スカイマークは体調不良でキャンセルできる?病気や発熱で無料キャンセルするには
2025年07月23日

スカイマークを予約していても、急な体調不良でキャンセルしなければならない事態は、誰にでもあり得ます。
しかし、いざというときにどうしたらいいかわからないと、無料でキャンセルする機会を逃してしまう恐れも。
そこでこの記事では、発熱や感染症などの病気でスカイマークをキャンセルしたい場合にとるべき対応を徹底解説していきます。
正しい手続きを知っておくことで、万が一のときにも冷静に対応できるでしょう。
航空券の検索・予約には、複数の航空会社を一括で比較できる格安航空券センターが便利です。
事前に条件を把握した上で、納得のいく便を選びませんか?
目次
キャンセルできる?体調不良時のスカイマークの対応
スカイマークでは、体調不良という「本人都合であるもののやむを得ない事情」で飛行機に乗れない場合、対応次第で無料でキャンセルが可能です。
具体的にどんな対応をとってくれるのか、無料の範囲や必要な手続きとともにみていきましょう。
体調不良時に選択できる対応
発熱や何らかの感染症で予約済みのスカイマーク便に乗れなくなった際は、手数料を支払うことなく次の対応をとってもらえます。
- 便の変更(航空券の有効期間を30日間延長)
- 全額の払い戻し
違う便に変更する場合は、もともと予約していた航空券の有効期間を30日間延長し、その期間内に改めて予約をとることになります。
例えば「いま得」の有効期間は予約便限定なので、予約時刻を過ぎると失効すると考えられますが、延長すれば30日間までは別便への振り替えが可能です。
いずれを選択しても、手数料はなく無料で対応してもらえます。
体調不良のキャンセルで無料になる手数料
体調不良でスカイマークの予約をキャンセルした場合、次の手数料が無料になります。
- 取消手数料(1,500~6,000円)
- 払戻手数料(一律500円)
取消手数料はキャンセルにかかる手数料で、運賃の種類や出発時刻を過ぎてキャンセルする場合などで金額が変わります。
払戻手数料は代金を払い戻してもらう際に一区間ごとに一律でかかる料金です。
体調不良時に一定の条件を満たして払い戻しや便変更の申請をすれば、取消手数料や払戻手数料はかかりません。
スカイマークにおける体調不良時のキャンセル方法
体調不良を理由にスカイマーク便に乗れなくなったら、できるだけ早めにキャンセル手続きをしましょう。
無料でキャンセルや便変更をするには、次の手続きが必要です。
出発日から10日以内に連絡する
体調不良時におけるキャンセルの申し出は、予約便の出発から10日以内に行うことが原則です。
スカイマーク予約センターの番号(0570-039-283)に連絡してください。
10日を過ぎると対応してもらえない恐れがあるため、できるだけ早く連絡しましょう。
診断書と同意書を提出する
無料でキャンセル・返金を受けるために、以下の書類を準備して下さい。
| 書類名 | 概要 |
|---|---|
| 医師の診断書 | 搭乗者が予約便に搭乗不可能なことがわかるもの |
| 個人情報取り扱いに関する同意書 | 自身で印刷し、搭乗者本人の署名が必要 |
診断書と同意書は、いずれもスカイマーク公式サイトからダウンロードできます。
診断書は医師の記入が必要なので、余裕を持って準備してください。
実際に手続きに入る前に、スカイマークのキャンセル方法や払い戻しの仕組みを確認しておくことをおすすめします。
突然の体調不良にも備えながら、納得のいくフライト選びを。
複数の航空会社を一括比較できる格安航空券センターなら、条件に合う便を効率よく探せて安心です。
次の予定に向けて、無理のない旅の準備を始めてみませんか?
症状別:スカイマークの方針やキャンセル判断の目安
具体的にどのような体調不良の場合はキャンセルしたほうがいいと考えられるのか、スカイマークの方針などから症状別に目安をみていきましょう。
基本的には自己判断で無理をせず、医師の判断にしたがうようにしてください。
インフルエンザの場合
インフルエンザにかかった場合、スカイマークでは学校保健法にしたがい、発症後5日を経過し、かつ解熱後2日(幼児は3日)が経過するまでは搭乗できないこととしています。
1月1日に発症して1月2日に解熱した場合は、2〜6日までの5日間を過ぎた1月7日から搭乗が可能です。
ただし、飛行機に乗っても支障がないと証明した医師による診断書があれば、当該期間でも例外的に乗れるケースもあります。
いずれにせよ診断書が必要なため、早期に病院を受診しましょう。
ノロウイルスの場合
ノロウイルスをはじめとした感染性胃腸炎にかかっているときは、原則としてスカイマーク便には搭乗できません。
医師が搭乗しても問題ないと記した診断書がある場合に限り、搭乗が認められることもありますが、やむを得ない事情がなければ治療に専念したほうがいいでしょう。
診断書をもらい、無料でキャンセルできるうちに手続きすることをおすすめします。
コロナウイルスの場合
2025年7月時点のスカイマークでは、コロナウイルスに対する特別な対応は原則として案内していません。
学校保健法によると、発症後5日を経過し、かつ症状の軽快後1日を経過するまでが出席停止期間となっています。
1月1日に発症し、仮に1月2日に症状が軽快しても、出席できるのは1月7日からです。
スカイマークで定められているわけではありませんが、インフルエンザと同様に期間を空けてから搭乗するか、診断書をもらって無料キャンセルするのが現実的でしょう。
なお、機内でのマスク着用も個人の判断にゆだねられているので、気になる方は装着して搭乗してください。
特殊な事情でスカイマーク便をキャンセルできる?
搭乗者本人のケガや病気ではないものの、特殊な事情でスカイマーク便をキャンセルしたいこともあります。
想定されるケースと、とれる対策についてまとめました。
体調不良以外のキャンセル理由
体調不良以外のキャンセル理由について、次のような例と手数料の必要性をチェックしましょう。
- 身内の不幸:有料キャンセル
- 押し活のイベント中止、延期:有料キャンセル
- 悪天候:無料キャンセル
身内の不幸で乗れなくなった、遠方のイベントが中止になって飛行機が不要になったなど、一見よくありそうなシーンですが、いずれも無料キャンセルの対象にはなりません。
この場合は通常通り手数料を支払ってキャンセルや払い戻しを受けます。
無料でキャンセルできる可能性があるのは悪天候の場合です。
悪天候時には、スカイマーク公式サイトのトップページなどで「欠航や遅延または条件付き運航などが見込まれる便」が通知されます。
欠航自体は決まっていなくても、手数料なしで振り替えや払い戻しを実施する便が決定していれば、無料でキャンセルや予約変更が可能です。
特殊な事情でのキャンセルに備える保険
スカイマークでは「スカイマーク推し活おうえん保険(航空券キャンセル費用保険)」を提供しており、特殊な事情でのキャンセルに備えることが可能です。
| 項目 | スカイマーク推し活おうえん保険(航空券キャンセル費用保険)の概要 |
|---|---|
| 保険料 | 1区間(片道)1座席あたり500円 |
| 対象運賃 | ・たす得 ・いま得 ・SKYセール |
| 補償内容の例 | ・身内やペットの不幸 ・イベントの中止や延期 ・災害による住居の損害 ・急な業務出張(国内出張は宿泊を伴う場合) |
航空券購入日から7日以内、かつ最初の搭乗日の7日前までに加入しておけば、取消手数料および払戻手数料を補償してくれます。
通常なら有料でキャンセルが必要な場面でも、手数料分を補ってくれるので、余裕があれば加入を検討しましょう。
まとめ:体調不良時は無理せずスカイマークで無料でキャンセルを受けよう

スカイマークでは、搭乗者本人の病気やケガによるキャンセルについて、条件を満たせば無料でキャンセルが可能です。
診断書を提出するなど、期日までに必要な手続きを済ませてください。
体調不良以外のキャンセルについては、万が一に備えて保険を検討しておくと安心感が違ってくるでしょう。
複数の航空会社をまとめて比較・予約できる格安航空券センターなら、急な予定変更にも柔軟に対応しやすくなります。
「いざ」という時に後悔しないためにも、手間なく最適な便を選べる検索サービスを、ぜひ活用してみてください。
