ジェットスターのキャンセル方法は複雑「バウチャーをしっかり理解して」

2022年02月7日

ジェットスター航空は、日本の各地を含むアジア太平洋の60以上の都市を結ぶLCC(格安航空会社)です。
ジェットスターの予約キャンセルの仕方は特殊で、航空券の払い戻しが行われないことがあります。つまり、キャンセルしても、支払ったお金が戻ってこないことがあります。
そして、キャンセルによる払い戻しがある場合でも、現金が戻るわけではありません。
ジェットスターのキャンセル方法を理解するには、バウチャー制度を知っておく必要があります。
これからジェットスターの飛行機に乗ろうとしている人は、このルールを覚えておいてください。

キャンセルしても払い戻しされないケースがある

ジェットスターはキャンセルをしたときの対応について次のように説明しています(*1)。

<ジェットスターのキャンセル対応>

バウチャー払い戻しオプションは、直前に旅行を取りやめても、バウチャー払い戻しオプション料金と払い戻し対象外の料金を差し引いた金額相当の払い戻しオプション・フライトバウチャーで払い戻すことができるオプションです。バウチャー払い戻しオプションを追加すると、柔軟に旅行をご計画いただけます。

これを要約すると、「キャンセルした場合(直前に旅行を取りやめた場合)、バウチャー払い戻しオプションをつけていると払い戻しをする」となります。
これを読み替えると、キャンセルしても、バウチャー払い戻しという「オプションをつけていないと」「払い戻しをしない」となります。
この原則はしっかり押さえておいてください。
そして、払い戻しを受けられるケースがあるのですが、それは例外扱いとなり、いくつかの条件を満たす必要があります。
キーワードは、バウチャー払い戻し制度です。

オプションをつけるとバウチャーで払い戻しされる

バウチャー(正式名、フライトバウチャー)は、いわばジェットスターの商品券のようなものです。バウチャーで、ジェットスターの航空券などを購入することができます。
バウチャーの仕組みやルールはとても複雑なので、詳しく説明します。

ルールは複雑:バウチャーはいつから、いつまで使えるのか

ジェットスターの飛行機をキャンセルしたり、欠航や運休が発生したりすると、航空券の代金は、バウチャーで払い戻しされます。

バウチャーの正体はメールで届く番号

先ほど「バウチャーは商品券のようなもの」と紹介しましたが、しかしバウチャーは紙ではありません。
バウチャーは、ジェットスターがキャンセルした人に送るメールに記載された番号です。これを「バウチャー番号」といいます。

バウチャーで航空券を買ってもお釣りは出ない

バウチャー番号を入手したら、次にジェットスターの航空券を買うときに、その番号を入力します。
1つのバウチャーは、1回の航空券の購入にしか使えません。
受け取るバウチャーによって金額が決まっているのですが、そのバウチャーの金額を下回る額の航空券を購入しても、差額は戻ってきません。バウチャーで航空券を買ってもお釣りは出ません。
1万円分のバウチャーで7,000円の航空券を買ってしまったら、残りの3,000円分の権利は消滅します。

バウチャーはいつから、いつまで使えるのか:有効期限は183日」

バウチャーを現金にすることはできず、しかも発効日から183日以内に使わないと無効になります。

バウチャーを他人に使わせることはできない

バウチャーは、受け取った人しか使うことができません。転売も譲渡もできません。

HTML表示されるように設定する

バウチャー番号は、HTMLという形式のメールで送られてくるので、自身の携帯電話のメールをHTML表示できるように設定しておかなければなりません。

バウチャーで購入できるもの

バウチャーは航空券以外にも、次のものの支払いに使用することができます。

・ 手荷物料金
・ 座席指定料
・ 手数料
・ 税金

機内の飲食の支払いには、バウチャーを使うことはできません。
機内の飲食用には、専用の「機内バウチャー」があり、それで購入します。

ANAのキャンセル払い戻しルールと比べてみよう

ジェットスターのバウチャー制度(航空券の払い戻しルール)の複雑さを、ANAのルールと比べると明確になります。

<ANAの航空券の払い戻しルール>

● 航空券を購入したあとの払い戻しは、払戻手数料440円が徴収される
● さらに、運賃(航空券代金)ごとに設定された取消手数料も徴収される

ルールはこれだけです。

したがって、支払ったお金から、払戻手数料と取消手数料を引かれた額のお金が、キャンセルした人のところに戻ってきます。

「しっかりマックス」をオプションにつけないと払い戻しされない

ジェットスターをキャンセルしたら、「現金で払い戻しされないのは残念だが、それでもバウチャーで払い戻しされるなら安心だ」では終わらないので注意してください。

航空券を予約するときに、バウチャー制度をオプションでつけておかないと、キャンセル時にバウチャーですら払い戻しされません。

オプション設定がないコースもある

ジェットスターのエコノミークラスには、「ちゃっかりプラス」と「しっかりマックス」の2つのコースがありますが、より安い「ちゃっかりプラス」にはバウチャー制度のオプションがありません。
つまり「ちゃっかりプラス」で航空券を買いキャンセルしたら、バウチャーで払い戻されることすらありません。
「しっかりマックス」なら、キャンセル時にバウチャーで払い戻しされます。
ジェットスターには「ビジネスクラスのしっかりマックス」があり、こちらは手数料を支払うことで、バウチャー制度を使うことができます。

変更のルール

ジェットスターの飛行機を予約したものの、その日時に乗ることができず予約を変更するときの方法を解説します。

● ジェットスターの航空券は、空港でのチェックイン開始時刻までに手続きすれば、出発日も出発予定時刻も変更できる
● キャンセルには、追加料金や変更手数料がかかることがある

追加料金や変更手数料がかかることがありますが、それでも飛ぶ日のチェックイン開始時刻まで搭乗日時を変更できるのは、嬉しいサービスです。

実質的にサイトでしか予約変更できない

ジェットスターのアプリで予約した人の変更手続きは、以下のページ「予約の確認/変更」を開き、予約番号、メールアドレスなどを入力して行います。
https://booking.jetstar.com/mmb/#/login?culture=ja-JP

ジェットスターは、「コンタクトセンターでも予約変更ができる」と案内していますが、そのページには電話番号が載っているわけではなく、上記の「予約の確認/変更」のページで手続きするよう案内しています。
したがって実質的に、サイトの「予約の確認/変更」ページで変更する方法しかありません。

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