アイベックスエアラインズとは？基本情報から路線まで詳しくご紹介

「アイベックスエアラインズを利用してみたいけど、どのような航空会社なのか分からないので不安」
「アイベックスエアラインズの特徴について知りたい」

日本国内で複数の発着便を運航しているアイベックスエアラインズですが、「名前は聞いたことあるけど、どんな航空会社なのか分からない」と疑問に思っている方もいるはずです。

そこで本記事では、

1. アイベックスエアラインズの特徴
2. アイベックスエアラインズの就航路線
3. アイベックスエアラインズの機内や座席シート

について詳しく解説します。アイベックスエアラインズの利用を考えている方は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。

まずはアイベックスエアラインズの基本情報について見ていきましょう。

アイベックスエアラインズは「地域航空会社」のひとつ

アイベックスエアラインズは、日本国内の地方都市と地方都市を結ぶ「地域航空会社」のひとつで、「地域経済の活性化」を目的として2000年に設立されました。

機材はすべて「小型機」

アイベックスエアラインズが使用している機材はすべて、「カナダエアーボンバルディア・リージョナル・ジェット」と呼ばれる小型機で、10機で15路線を結んでいます。ジャンボ機と比べると客席数は多くありませんが、乗客が少ない分スムーズな乗り降りが可能です。

全日空（ANA）とコードシェアしている

アイベックスエアラインズの就航便は、すべて「全日空（ANA）とのコードシェア便」です。コードシェアとは「共同運航」のこと。コードシェアをすることのメリットは2つあります。

1.路線の拡大費用を抑えられる

2.客席が埋まりやすくなる

1つ目の「路線の拡大費用を抑えられる」という点については、通常、航空会社が新たな路線を開拓するには莫大なコストがかかります。

アイベックスエアラインズを含む地域航空会社は、会社が小さく予算規模は大きくありません。そこで、ANAのような大手航空会社と手を組むことで、コストを抑えて路線開拓することができます。

2つ目の「客席が埋まりやすくなる」という点については、多くの人が飛行機を利用するハイシーズンもあれば、人が少ないローシーズンもあり、乗客数にはばらつきがあります。特に、人の少ないローシーズン時期は、会社規模の小さな地域航空会社が単独で座席を埋めるのは困難です。そこで大手航空会社とのコードシェアを実施することで、バランスの取れた集客を実現しています。なお、アイベックスエアラインズを利用する際は、「ANAのチェックインカウンター」でチェックインをおこなうことになるので要注意しましょう。

大阪と仙台が拠点！アイベックスエアラインズの路線

アイベックスエアラインズの路線は「伊丹空港」と「仙台空港」を発着する便がメインになっています。その他にもいくつか路線があるので、詳しく見ていきましょう。

日本国内で全15路線が就航

先述のとおり、アイベックスエアラインズは、日本国内に全15路線を運航しており、主要空港の「伊丹空港」と「仙台空港」以外にも、「中部国際空港」や「福岡空港」などの地方都市空港にも就航しています。

アイベックスエアラインズが発着する空港は以下のとおりです。

• 新千歳空港（北海道）
• 仙台空港（宮城県）
• 福島空港（福島県）
• 新潟空港（新潟県）
• 中部国際空港（兵庫県）
• 伊丹空港（大阪府）
• 松山空港（愛媛県）
• 広島空港（広島県）
• 福岡空港（福岡県）
• 大分空港（大分県）
• 鹿児島空港（鹿児島県）

以前は成田空港や秋田空港、金沢空港などにも就航していましたが、休止や撤退によって今では上記の11空港になっています。

就航頻度は？各空港別の就航本数

アイベックスエアラインズの路線についてお伝えしましたが、就航頻度はどの程度なのでしょうか。ここでは空港ごとの具体的な就航本数を紹介します。

新千歳空港

仙台空港

福島空港

新潟空港

中部国際空港

伊丹空港

松山空港

広島空港

福岡空港

大分空港

鹿児島空港

機内の広さは？座席数やシートマップ

続いて、アイベックスエアラインズの機内の広さやシートマップについて見ていきましょう。先述のとおり、アイベックスエアラインズが保有しているのはすべて「小型機」です。したがって機内は広くありません。

70人乗りの機体を使用

アイベックスエアラインズの使用機材は、70人乗りの「カナダエアーボンバルディア・リージョナル・ジェット」です。定員は多くありませんが、操縦システムや安全配備などは、大型機と変わらない機能を有しています。

環境への配慮から、騒音が小さいのもアイベックスエアラインズの魅力です。また大型機よりも低い高度で飛行するため、地上の景色は大型機より綺麗に見えます。アイベックスエアラインズの小型機なら、大型機では味わえないパノラマ風景を堪能することができます。

【機材スペック】

機内の広さは？

アイベックスエアラインズでの座席は「2列+2列」になっているため、席は「窓側or通路側」のどちらかです。大型機ではポピュラーな「真ん中の席」がないため、ゆったりと空の旅を楽しむことができます。

また座席はすべて、高級感のある「革張り」仕様になっています。飲み物や子供向けおもちゃなどの機内サービスも充実しています。

マイレージプログラムは提供していない

飛行機の予約時に気になるのは「マイレージプログラム」ですが、アイベックスエアラインズはマイレージプログラムに参加していないため、残念ながらマイルは貯まりません。以前はANAマイレージプログラムに参加していましたが、2010年に終了しています。

アイベックスエアラインズのホームページや電話番号

それでは最後に、アイベックスエアラインズのホームページや電話番号についてお伝えします。

アイベックスエアラインズのホームページ

アイベックスエアラインズは、公式ホームページに運航状況や予約、運賃紹介などを掲載しています。その他、詳しい路線図や時刻表、搭乗手続きのフロー、機内サービスの内容についても詳しく紹介しています。

また、アイベックスエアラインズは、航空券が安くなるキャンペーンや、アイベックス独自で運営しているオンラインショップでのプレゼント、福袋の販売など、多種多様なキャンペーンを実施しており、これらの実施状況についても公式ホームページに掲載しています。

この他、ホームページのインフォメーションには、アイベックスエアラインズからの最新のお知らせが表示されているので、随時チェックしておきましょう。

アイベックスエアラインズのSNS

アイベックスエアラインズでは、Instagram、Twitter、Facebookの3つのSNSを運営しています。

Instagram

インスタグラムでは、航空機が離着陸する様子やグッズの紹介、キャンペーンの紹介など幅広い情報を「写真」を通して発信する他、「フォロワー5,000人キャンペーン」など、インスタグラムにしかないキャンペーンも実施しています。

Facebook

フェイスブックはイベント情報がメインになっていて、オンラインショップの新商品やキャンペーンなどを、長文と写真に絵文字を混えるなどのユーザーの目を引く工夫をして紹介しています。

Twitter

ツイッターでは、アイベックスエアラインズの運航状況をメインに紹介しています。毎日、運航・欠航情報を更新しており、常に最新の情報を見ることができます。

アイベックスエアラインズの問い合わせ先

予約や変更に関する問い合わせは、「予約・案内センター」で受付けてもらえます。電話番号はこちら。

機内への忘れ物・手荷物の破損についてお問い合わせはこちらです。

まとめ

本記事では、日本の地域航空会社「アイベックスエアラインズ」の特徴や就航路線などについて詳しく解説しました。

ポイント

• アイベックスエアラインズは「地域経済の活性化」を目的に設立された航空会社
• 保有する機体はすべて70人乗りの「小型機」
• 就航はすべて「ANAとのコードシェア便」
• 主要空港は伊丹と仙台で、日本国内では全15路線を運航
• マイレージプログラムの提供なし

アイベックスエアラインズには、地方と地方を結ぶ便がメインのため、旅行や帰省の際には大いに役立つでしょう。席数が少ないため快適な空の旅を味わえます。ぜひ本記事を、ご自身のアイベックスエアラインズ利用時にお役立てください。