ピーチカードはどう選ぶ？ベーシックvsプレミアム、JCBとVISAの違いや他社カード比較

ピーチをよく利用するなら持っておきたい「ピーチカード」。

ピーチポイントが効率的に貯まるのはもちろん、限定セールや機内サービス割引など、いつもの旅行をさらにお得に変える仕組みが豊富です。

この記事ではピーチカードのメリットをはじめ、どのカードを選ぶべきか、カードの種類ごとに徹底解説していきます。

ピーチカードとは？概要と特徴

ピーチカードは、Peach Aviation（ピーチ・アビエーション）が発行する、国内LCC初の公式クレジットカードです。

三井住友カード株式会社（VISA）と株式会社ジェーシービー（JCB）が提携しており、次のような特徴があります。

• 航空券の購入や日常利用でピーチポイントが貯まる
• 会員限定の航空券セール・機内サービスがある
• ベーシック・プレミアムの2タイプから選択できる

ピーチカードを使えば、ピーチ独自のポイント制度「ピーチポイント」を貯めるのにも役立ちます。

ピーチポイントは、ピーチの航空券代やオプション代などに使えるため、活用によって旅行代を大きく節約可能です。

ピーチカードのメリット

ピーチカードが本当に必要かどうかは、カードを持った人しか得られないメリットを知ることでわかります。

• ピーチポイントとカード会社のポイントのダブル使いができる
• 会員限定のセールや割引でお得な機会が増える
• 海外傷害保険つきで旅行トラブルもカバーできる

ピーチカードといえば、ピーチポイントを貯めることが主なメリットと思われがちですが、実はそれだけではないお得なサービスや安心補償まで利用できます。

期待できる具体的なメリットをチェックして、必要性を判断してみましょう。

ピーチポイントとカード会社のポイントのダブル使いができる

ピーチカード最大の魅力は、「ピーチポイント」と「カード会社のポイント」の両方をバランスよく貯めたり使ったりできることです。

ピーチポイントに加え、JCBの場合はOki Dokiポイント、VISAであればVポイントがそれぞれ貯まります。

双方のポイントが貯まる仕組みを以下にまとめました。

通常の買い物でカード会社のポイントを貯めて、貯まったポイントをお得な還元率でピーチポイントに交換すれば、フライト代を大きく節約できます。

さらにピーチポイントは年間の利用額が一定を超えたときにも付与されるため、使えば使うほど効率的に貯められる仕組みです。

会員限定のセールや割引でお得な機会が増える

ピーチカード会員になると、次のような会員ならではのお得なイベント、サービスを活用できます。

ピーチでは一般向けにもセールを実施していますが、その安さから競争率も非常に高いことで有名です。

参加数が限られるカード会員向けセールのほうが有利と考えられるほか、セール情報そのものもいち早く通知されるため、航空券の獲得に向けて効率的に動けます。

機内サービスの割引も充実しているなど、ピーチをよく利用する人にとって嬉しいサービスが豊富です。

海外傷害保険つきで旅行トラブルもカバーできる

旅行中のトラブルに備えたい人にも、ピーチカードがあれば安心です。
ピーチカードで航空券代などを支払うと、海外旅行傷害保険が自動的に付帯します。

VISAは最高2,000万円、JCBは最高3,000万円までの充実した補償額で、病気・ケガ・携行品の損害なども幅広くカバー。

さらに海外利用時のショッピング保険もついているため、見知らぬ土地での買い物トラブルにも対応可能です。

LCCでも安心して旅行がしたい人にぴったりの補償内容といえるでしょう。

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ピーチをはじめ、国内78空港発着のチケットをまとめて比較できるので、面倒な検索の手間が省けます。

JCBやVISAなどの各種クレジットカード決済に対応しており、ピーチカードも活用可能です。

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ピーチカード「ベーシック」と「プレミアム」の違いを徹底比較

ピーチカードには、年会費無料の「ベーシック」、年会費有料の「プレミアム」の2種類があります。

利用頻度によってコスパの良いカードは異なるため、次の比較表で自分にぴったりのタイプを見つけましょう。

それぞれのカードの特徴やメリットを詳しく解説していきます。

ベーシックの特徴・メリット

ピーチカードの「ベーシック」は、年会費無料で気軽に使い始められるのが魅力です。
主な特徴やメリットをチェックしてみましょう。

• 年会費が無料なので利用頻度が少なくても安心
• 機内サービス割引や保険内容はプレミアムと同じ
• VISAはカード会社ポイントからの交換率がプレミアムと同じ

ベーシックは年会費が無料にもかかわらず、プレミアムと共通のサービスも多くあります。

特にVISAカードはVポイントからピーチポイントへの交換率も同じなので、無理にプレミアムを使うよりも、ベーシックから試しに始めるのが低リスクでしょう。

初めてクレジットカードを作る人や、状況に応じて使い分けを考えている人などの選択肢としてもおすすめです。

プレミアムの特徴・メリット

ピーチカードの「プレミアム」は、旅行・出張でピーチを頻繁に使う人向けの上位グレードカードです。

• 年50万円以上の利用でもらえるピーチポイントがベーシックの約2.5倍
• JCBならポイント交換率がベーシックの約1.6倍
• 会員セールへの参加回数がベーシックの2倍

ベーシックとの大きな違いは、ピーチポイントの貯蓄効率が上がる点です。
年間利用額による付与はもちろん、JCBを選ぶと交換率も良くなります。

同じ100Oki Dokiポイントを貯めた場合、ベーシックなら約500円分ですが、プレミアムなら約800円分になる換算です。

会員セールもベーシックの年2回に比べて年4回と倍になるため、お得な航空券の入手確率が高まるでしょう。

ピーチのヘビーユーザーや、買い物に必ずクレジットカード決済を用いる人であれば、プレミアムのメリットを最大限に活用できます。

JCBとVISA、ピーチカードを持つならどちらがおすすめ？

ピーチカードの提携会社は「JCB」と「VISA」で、どちらにもベーシックとプレミアムが用意されています。

提携会社による細かな仕様の違いまで把握しておくと、理想のカード選びに近づくことが可能です。

国内加盟店数の対応数が多いJCBは、旅行傷害保険の限度額が手厚く、プレミアムの場合のポイント交換率も優遇されています。

一方VISAは世界対応ブランドなので海外旅行時にも安心なほか、汎用性の高いVポイントが貯まるため、ピーチポイントに変えない場合でも使い勝手が良いと言えるでしょう。

両ブランドとも入会キャンペーンなどを開催している場合もあり、入会タイミングによってはさらにお得にピーチポイントを貯めることも可能です。

なお、JCBのOki Dokiポイントは2026年からJポイントへ移行予定で、ピーチカードのポイント制度も今後変更される可能性があります。

ピーチカードの申し込み方法

ピーチカードへの申し込みは、カード会社ブランドごとに下記から可能です。

• JCBのピーチカード申し込みページ
• VISAのピーチカード申し込みページ

各ページにベーシック・プレミアムを選択できるタブがあるので、希望のカードをタブに切り替えてから申し込みに進みましょう。

どちらのブランドも即時発行に対応しており、満18歳以上（高校生を除く）であれば申し込めますが、発行には審査や電話認証が必要です。

ピーチカード作成の注意点やポイント

メリットの多いピーチカードですが、作成前に注意点まで押さえておけば、思わぬ失敗を防げます。

「勢いで作ったけどあまり使わなかった」といったことがないように、次のポイントをチェックしてください。

ピーチポイントには有効期限がある

ピーチポイント目的でピーチカードの作成を検討している場合、ポイントの有効期限に注意が必要です。

ピーチポイントの有効期限は発行日から180日間であるため、定期的に利用していないといつの間にか失効する可能性があります。

「いつか飛行機に乗るために貯める」では、ピーチカードを作っても最大限に活用できないかもしれません。

ピーチカードは、確実に年に何度かピーチの利用機会がある人がピーチポイントを効率的に貯めたい場合に本領を発揮するでしょう。

他社カードと比較して決める

ピーチ以外の航空会社も利用する人は、ピーチカードと他社カードとを比べてから決めることをおすすめします。

例えば、以下のようなカードです。

いずれのカードも自社向けのマイルやポイントシステムと連動しており、カードの利用などで貯められます。

特にANAマイルはピーチポイントへの交換が可能なので、使い分けができると理想的です。

「貯めるのはANAマイルで、航空券の購入は格安なピーチで」など、貯める・使うそれぞれで最適な役割分担をしてみましょう。

まとめ：ピーチカードで旅の固定費を節約しよう

ピーチカードは、ピーチの航空券代などに使えるピーチポイントが効率的に貯まる1枚です。

それだけでなく、カード会員限定のお得なサービスや保険まで利用できます。

カードの種類と利用頻度によってお得感が変わるため、自分の利用ペースに合わせて最適なものを選択しましょう。

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