ピーチで搭乗者が違うとバレる？予約内容はどこまで変更できるのか解説

ピーチで予約したあとに「名前を間違えた」「1人だけ取り消したい」と不安になる方は多いでしょう。

実はピーチでは、変更できる項目と絶対に変更できない項目がはっきり分かれています。
「名前が違ってもバレなければいいだろう」と安易に考えていると、搭乗拒否などのトラブルにもつながる恐れもあるのです。

本記事では、ピーチの予約変更の可否の一覧をはじめ、予約変更にまつわるありがちな疑問に徹底的に答えていきます。

あとから変更できる？ピーチの予約の変更可否

ピーチでは、一旦完了した予約の内容をあとから変更する場合、変更したい項目によって可否が大きく異なります。

以下に代表的な項目と変更の可否をまとめました。

ここからは項目ごとに、変更の可否や対処法について詳しく解説していきます。

搭乗者の名義

完了した予約の搭乗者名義は、原則としてあとから変更できません。
ただし例外もあるので、以下で変更の可否をチェックしておきましょう。

搭乗者の名義をまったく違う人に変えることはできないため、変えたい場合は一旦予約をキャンセルし、新たにとりなおす必要があります。

ピーチは搭乗者本人以外の使用を禁止しているため、「性別が同じだからバレない」「身分証明書を見せなければ大丈夫」という自己判断は非常に危険です。

同一人物である確認がとれないと、ピーチの運送約款に基づいて搭乗を拒否されることにもつながります。

一方、スペルミスなどの修正は可能なので、ピーチ公式サイトのチャットから問い合わせましょう。

搭乗者の生年月日・性別・住所

搭乗者の生年月日・性別・住所を修正・変更したい場合、コンタクトセンターに問い合わせることで変更できます。

「性別くらい見ればわかるし…」と考えてそのままにしておくと搭乗できない場合もあるので、気付いたら早めに連絡をしておくと安心です。

搭乗する人数

家族や友達など複数の人数での予約は、増えるのか・減るのかで変更の可否が変わります。

人数を追加したいケースでは、基本的に増えた人の分を新たに予約してください。
ただし、大人の同伴が必要な子供（幼児）の追加は、ピーチのコンタクトセンターでのみ受け付けています。

一部の人が減る（予約をキャンセルする）場合の変更は、Webサイト以外の方法で申請しましょう。

出発地や到着地

ピーチでは、一度予約した航路の変更はできません。

出発地と到着地を逆転させるだけの変更もできないため、予約をキャンセルしてから新しい航路で取り直してください。

搭乗日や出発の時刻

搭乗日や出発時刻の変更（便の変更）は、以下のように運賃プランごとに可否が変わります。

ミニマムとスタンダードは便の変更に対応していないため、一旦キャンセルして取り直さなくてはなりません。

ただし、ミニマムをキャンセルすると支払った代金は全額戻ってきません。
スタンダードは取消手数料を差し引いた分がピーチポイントで払い戻されるので、それを活用して新たな便を予約し直してください。

往復→片道への変更（片道分の取り消し）

往復予約から片道予約に変えたいときは、変更ではなく片道分の予約をキャンセルして対応します。

ピーチの「予約確認・変更」ページから往復予約を照会し、不要になった航路の便のみをキャンセルしてください。

その際、キャンセルしたほうの運賃プランに応じた取消手数料が発生します。

キャンセルしていないほうの便は、そのまま利用可能です。

運賃プラン

ピーチの運賃プランは、どのプランでもあとからの変更はできません。

変えるには一度予約をキャンセルし、希望の運賃プランで再度取り直しが必要です。
アップグレード、ダウングレードといった仕組みもないため注意しましょう。

座席

座席の変更は、出発の3時間前までであれば何度でも変更可能です。
ただし場合によっては手数料がかかります。

座席変更にまつわる以下の注意点を押さえておきましょう。

• 運賃プラン・座席の位置・手続き場所によって座席指定の料金が違う
• 変更前に支払っている手数料は払い戻されない

ピーチでは座席を変えるたびに手数料がかさむため、慎重に選ぶことをおすすめします。

ピーチの座席変更にかかる手数料の仕組みを知っておき、ムダな出費を抑えてください。

電話番号・メールアドレス

予約時に登録した電話番号やメールアドレスは、ピーチ公式サイトの「予約確認・変更」から修正・変更できます。

予約完了後のメールや、欠航などがあった場合のお知らせが正常に通知が届かない恐れもあるため、誤りに気付いた時点で早めに修正しておきましょう。

パスポートの情報

以下のパスポート情報は、ピーチのWebサイトから変更できます。

• パスポートの国籍
• 旅券番号
• 発行国
• 有効期限

「予約確認・変更」のページにログインして手続きを行いましょう。

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疑問解消とリスク回避！ピーチの予約の重要Q&A

ピーチには、予約内容の変更の可否以外にも迷いやすいポイントがあります。

ここでは予約にまつわる重要なQ&Aをピックアップしたので、もしもに備えてチェックしてみてください。

搭乗者名義が違ってもバレない？

予約の搭乗者名義と、実際に乗る搭乗者の名義が違うまま乗ってもバレないのでは？と思う人もいますが、バレない保証はありません。

ピーチは搭乗者本人以外の使用を運送約款で禁止しています。
身分証明書の提示がない場合でも、チェックイン時や搭乗口でランダムに本人確認を求められるリスクは常に存在すると思っておきましょう。

搭乗拒否や運賃の全額ロストといったリスクを回避するためにも、名義が違う場合は必ずキャンセル・取り直しを行ってください。

予約番号がわからなくなったら？

予約番号は、以下2つの方法で確認できます。

• お知らせメール（旅程表）を見る
• Peachアカウントでログインして確認する

ピーチの予約番号（6桁の英数字）は、航空券を予約した時に届くお知らせメールに記載されているほか、アカウントを持っていればログイン後に確認可能です。

迷惑メールボックスを含めてくまなく確認してください。

メールを削除・紛失してしまった、またはアカウントを取得していない場合、ピーチのサポートチャットから問い合わせましょう。

重複予約や二重決済をしてしまったら？

ピーチ公式サイトのシステムエラーなどにより、重複予約や二重決済をしてしまうことがあります。
まずはできる限り早くチャットサポートなどに連絡してください。

支払いの確認には本人確認や予約番号の準備が必須です。

予約者側のミスによる重複予約をキャンセルする場合は、キャンセル料が発生してしまうことがあるので、コンタクトセンターで早めに相談してみましょう。

まとめ：ピーチで変更できること、できないことを把握しておこう

一度確定したピーチの予約内容は、簡単には変更できないものがほとんどです。

特に最安値のミニマムを選んだ場合、変更やキャンセルの手数料がかさみやすい点にも注意してください。

搭乗手続きに直接影響がない要素は、あとからでも修正・変更ができるので、気づいた時点で早めに対応しておきましょう。

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