旅行も出張も格安で!ピーチの特徴・メリット・サービス内容をチェック

2020年12月03日

「和製LCC」として注目を高めているピーチ(Peach)は、格安で空の旅ができるため旅行や出張、帰省などで多くの人に利用されています。

「安い」というのは非常に魅力的ですが、やはり安全性やサービス内容、追加料金などが気になるという人は少なくありません。

そこでピーチの特徴やメリット・デメリット、サービス内容やアプリについて見ていきましょう。

安いだけじゃない?格安航空会社「ピーチ」とは

ピーチ
「ピーチ」というと「安い」という印象がありますが、ただ安いだけではありません。
安心して利用できるよう、ピーチという航空会社について知っておきましょう。

ピーチの特徴

ピーチは正式名称を「Peach Aviation(ピーチ・アビエーション)株式会社」といいます。
2011年2月10日に創業した新しい航空会社で、翌2013年に関西国際空港を拠点として運航を開始しました。

現在は、北海道・沖縄・成田・関空を中心に国内12空港と台湾・韓国などの国外8空港に就航しています。
就航している路線は、国内線26路線、国際線17路線となっています。

ピーチは「空飛ぶ電車」をコンセプトとしており、電車に乗るような気軽な気持ちで空の旅ができることを目指しています。

そのため、チェックインの簡略化などによってコストカットし、低価格を実現しています。

ピーチの安さの秘密は徹底的なコストカット

ピーチは低価格化を実現するため徹底的なコストカットを実行しています。
具体的には、チケット販売を主にネットで取り扱うようにしたり、自社開発した自動チェックイン機を導入したりして人件費を削減しています。

また、通常の航空会社が行うサービスを簡素化し、場合によっては有料化しています。
ピーチのサービスが十分ではないと感じる人はいますが、低価格を実現するためにカットしていると考えると納得せざるを得ません。

さらに座席数をギリギリまで増やし、一度に多くの人数を運ぶことで1人あたりの運賃を下げることにも成功しています。

燃油サーチャージが料金に含まれていないというのも低価格のポイントです。

LCCとは

ピーチは「アジアのリーディングLCC」を目指していますが、LCCとは「格安航空会社(Low-cost carrier)」を意味します。

LLCに対してJALやANAといった従来の航空会社は「フルサービスキャリア(FSC)」と呼ばれ、サービス内容が充実している分価格が高くなってしまいます。

LCCは最低限のサービス内容に絞ってコストカットを行うことで低価格を実現している航空会社です。

日本では2,000年前後からLCCが増えていきました。

アジア周辺の国々による外資系LCCの参入も多く、大手航空会社のバックアップやノウハウなどの提供を受けながら営業を行っている企業も少なからずあります。

国内のLLCの中でもピーチは勢いがあります。2019年に同じLCCのバニラエアを子会社化しました。

チェックして安心!ピーチのメリット・デメリット

ピーチは価格が安いというメリットがある反面、サービスに不満を持つ人もいます。
しかし、LCCであることのメリットやデメリットを把握しておけば、不必要な不満を感じることはありません。

ピーチを利用する上でのメリットとデメリットをチェックしましょう。

就航率が高い

ピーチの大きなメリットの一つに「就航率が高い」ということが挙げられます。
就航率とは欠航や遅延をせずに運航する割合のことを指し、就航率が高いということは、欠航や遅延が非常に少ないことを意味します。

2013年には国内最高の就航率である99.8%を記録しました。
現在でも就航率98%を維持しており、格安でも確実に運航するのがピーチのセールスポイントになっています。

安全性とクオリティを両立

ピーチは低価格の実現とともに、安全性とクオリティを両立することを企業理念としています。

社会的な責任を持って「安全を最優先する」ということが航空会社の責務だと考えているため、安心して利用することができます。

また、コストをカットしてもクオリティまで下げることはせず、細部に至るまでクオリティを追求し「日本品質を体現する」という方針を打ち出しています。

顧客への対応も思いやりを忘れず、自然体で人間味のあふれる対応をすることも宣言しています。

感染対策も万全

コロナウイルス感染症の拡大に伴い、ピーチでも万全な感染対策を行っています。

空港では係員がマスクやフェイスシールドを使用しているほか、カウンターにビニールシートを設置して感染予防に努めています。

機内では乗務員のマスクと手袋の着用、テーブル・肘掛け・トイレのドアノブなどの除菌を徹底して行っているほか、機体には、3分間で全ての空気が入れ替わる高性能フィルターを搭載した換気システムを完備しています。

3つの運賃タイプから選べる

ピーチには価格や受託手荷物などのサービス内容によって3つの運賃タイプがあり、利用者の条件に合わせて選ぶことができます。

安さを追求するなら「シンプルピーチ」

安さを追求したいという人は「シンプルピーチ」がおすすめです。
基本パッケージであるバリューピーチに比べて2,000円以上、路線や予約のタイミングによっては5,000円も安くなります。

その分、受託手荷物・座席指定・フライト変更の手数料が有料になったり、予約取り消し時の払い戻しがなかったりと、サービスを最も簡略化した料金プランです。
最小限のサービスで良いと考える人には最適です。

最も人気の高い「バリューピーチ」

スタンダードな基本パッケージとして最も人気が高いのが「バリューピーチ」です。
受託手荷物が1つまでなら無料になるため、荷物がある人はこちらが良いでしょう。

また座席指定ができるのもこの運賃タイプの良いところで、快適に旅をしたい人や友人・家族などグループで利用する人におすすめです。

予約変更が手数料無料で行えるほか、予約取り消し時にも取消手数料と運賃の差額をピーチポイントで受け取ることができため、そのポイントを次回の予約時に利用できるというメリットがあります。

出発時刻の1時間前までチケットを購入することが可能なので、急な用事でピーチを利用する人にもおすすめのプランです。

受託手荷物2個まで無料になる「プライムピーチ」

「プライムピーチ」は3つの運賃タイプの中では最も価格が高くなりますが、受託手荷物が2個まで無料になります。

長期の出張やお土産が多くなってしまった旅行帰りなどにおすすめです。

座席指定や予約変更、予約取り消しも手数料が無料になり、取り消す場合は運賃が全額ピーチポイントで戻ってきます。

なお、4つあるシートタイプの中からファストシートを除く3種類の中から自由に選ぶことができるのがメリットで、快適な旅ができます。

座席感覚はやや狭め

ピーチの座席間隔は、LCCとしては標準的な74cmというサイズですが、JALやANAなどのフルサービスキャリアよりも5cm程度狭くなっていますので、身長が高い人や足を組むクセがある人は、フルサービスキャリアと比べるとやや狭く感じるかもしれません。

身長が180cm以上の人は、座席間隔の広いファストシートやスマートシートを指定すると快適です。

有料になるサービスが多い

ピーチのサービスは、フルサービスキャリアでは無料で行われるサービスが有料になっていることが多いため、違和感を覚える方がいるかもしれません。

座席指定や受託手荷物のほか、機内サービスも有料です。
これらのサービスをカットすることで価格の安さを実現しているということを理解しておくと、不満は感じないでしょう。

時間に厳密なので注意する

就航率98%が示すようにピーチでは搭乗時間をしっかり守って運航しています。
そのため搭乗口への到着が遅れただけで、搭乗を断られることがあります。

就航当初、搭乗口への到着が2分遅れたために乗れなかったという乗客からクレームが出たことがありました。
ピーチのモットーは「空飛ぶ電車」ですので、「電車」と考えれば駅に到着するのが遅れれば、当然乗れないことになるということにも納得できます。

時間に余裕を持って搭乗口で待つようにしましょう。

機内食やWi-Fiはあるの?ピーチの機内サービス

ピーチの機内サービスはかなりシンプルですが、有料で利用できるものは充実しています。
機内食・ドリンクやWi-Fiなどのほか、シートのタイプもチェックしてみましょう。

機内食とドリンク

フルサービスキャリアでは無料で提供される機内食やドリンクですが、ピーチでは全て有料です。
350mlのドリンクが200円程度、食事は300円〜700円程度で提供されています。

食事は頻繁にメニューが入れ替わっており、就航地にちなんだメニューも多く採用されるなど、さまざまな工夫が凝らされています。

機内販売の支払いは、現金かクレジットカードを利用できます。

Wi-Fiの有無

ピーチでは機内Wi-Fiは利用できません。
また映画や音楽などのサービスも行われていないので、あらかじめ自分のスマホ・タブレット・PCなどにダウンロードしておくとよいでしょう。

ちなみに、国際線を利用する乗客向けには、モバイルWi-Fiルーターのレンタルサービスが用意されています。
Webから申し込み、自宅への宅配か空港での受取を選びます。

返却時も宅配と空港での返却を選ぶことができます。
1日500MBでわずか680円からというお得な価格設定になっています。

シートタイプ

ピーチでは座席の位置や足元の広さによって「ファストシート」「スマートシート」「プレジャーシート」「スタンダードシート」があります。

それぞれの特徴を見ていきましょう。

ファストシート

ファストシートは最前列にあり、前に他の座席がないため足元が最も広いのが特徴です。
受託手荷物の引取が早く行われるように、荷物に目印タグを付けてもらえるという利点もあります。

手荷物を早めに受け取られることが確約されるわけではありませんが、できるだけ早く荷物を受け取って移動したいという人にはおすすめです。
ファストシートの座席指定は運賃タイプに関わらず有料です。

スマートシート

スマートシートはファストシートの後方、2〜5列目と非常口のある12〜13列目に位置しています。
2〜5列目は乗降口が近いため搭乗時や降機時に便利です。

また12〜13列目は非常口があるため足元が広く快適です。

なお、非常口座席を利用するには年齢などの条件があるほか、非常時に脱出の援助を行うことが求められます。
プライムピーチのチケットを購入した場合、スマートシートは無料で指定できます。

プレジャーシート

プレジャーシートはスマートシートの後方、6〜11列目全席と14〜30列目の窓側に位置する座席です。
6〜11列目はスマートシートの次に乗降しやすく、14〜30列目の窓側は景色を楽しみたい人におすすめです。

プライムピーチとバリューピーチのチケットを購入した場合、プレジャーシートは無料で指定ができます。

スタンダードシート

上記3種類のシートを除く全てのシートがスタンダードシートです。
プライムピーチとバリューピーチのチケットを購入した場合、スタンダードシートは無料で指定ができます。

スペースシートオプション

ピーチには「スペースシートオプション」というサービスがあります。
予約した席の隣が開いている場合、1席あたり2,000円(国際線は3,000円)の追加料金を支払うと席を確保することができます。

1人2席まで確保できるので、横1列3席とも1人で使うということも可能です。

機内販売

ピーチは機内でさまざまなグッズを販売していましたが、昨今のコロナウイルス感染症対策のため、現在は機内販売を中止しています。
その代わり、公式オンラインショップ「PEACH SHOP ONLINE」で旅に役立つ商品やピーチオリジナル商品などを販売しています。
ここでしか手に入らない商品も多く、旅の前にぜひ商品のラインナップをチェックしておくことをおすすめします。

機内で充電は可能?

ピーチの機内にはコンセントや充電用のUSB端子などは付いていません。
そのため機内での充電はできません。

スマホやタブレットなどの充電が心もとない場合は、搭乗前に空港の充電コーナーを使って充電しておきましょう。
160Wh以下のモバイルバッテリーなら機内に持ち込むことができます。

ワンタッチで購入・確認!ピーチの公式アプリを使ってみよう

ピーチではiPhone、Androidともにスマホアプリを用意しています。
アプリでどのようなことができるのかをチェックして、有効活用しましょう。

アプリでできること

アプリでは公式サイトでできることがほぼ全てできるといってよいでしょう。
チケットの購入・予約確認・運航状況の確認・運賃や手数料の確認のほか、利用ガイドをチェックすることも可能です。

外出先でもチェックできるのでとても便利です。

アプリの評判

各アプリストアでの評判は、それほど高くはありません。
セキュリティのために毎回ログインが必要になりますが、これを手間に感じるとの声が多数寄せられています。

また、使用端末や回線の接続状況といった使用環境によって挙動が安定しないこともあるようです。

ピーチの予約はアプリから?公式サイトから?

ピーチの航空券の予約はアプリから行う方が便利でしょうか?
それとも公式サイトの方が良いのでしょうか?
それぞれの利点を見ていきましょう。

アプリでも公式サイトでも購入が可能

ピーチの航空券は公式サイトでもスマホアプリでも購入が可能です。
またブラウザを使用したスマホサイトでも購入ができます。
購入手順はアプリでもサイトでも同じなので、使いやすいと感じる方を選ぶとよいでしょう。

公式サイトから予約するのが確実!

ピーチのスマホアプリは場所を選ばずに購入できるというのが最大のメリットです。
ですがインターネットの接続状況や使用しているスマホの機種やOSといった使用状況によって、アプリの挙動が安定しない場合があるという声も聞かれます。

そのため、挙動が安定している公式サイトから予約するのが確実です。
特にパソコンを使用して公式サイトから予約すると画面が大きく操作もしやすいため、入力ミスや選択ミスなどを容易に確認できるのでおすすめです。

航空券の予約方法

航空券を予約する際には日程・時間・運賃タイプや座席指定等を行いますが、支払い方法もチェックしておきましょう。
ピーチの支払いには、クレジットカード、コンビニ決済、ATMからの振り込み、ネットバンキング、PayPay、LINE Payなどが利用できます。

また、運賃タイプによって無料で預けられる手荷物の数が異なるため、運賃タイプは慎重に選びましょう。
受託手荷物がある場合や座席を指定したい場合は、バリューピーチやプライムピーチを選ぶ方がお得になります。

なお、ピーチの航空券は残席数によって価格が変動するシステムになっています。

早割はありませんが、なるべく早い時期にチケットを購入した方がより価格が安くなります。
予定が決まっている人は早めに購入しましょう。

往復割引はありません。片道ずつ購入しても価格は変わりませんが、往復分のチケットを早めに購入した方が安くなります。

インターネット以外の予約方法

公式サイトやアプリ以外に、コンタクトセンターや空港カウンターでチケットを予約する方法もあります。

ただしその場合、コンタクトセンターなら1,650円、空港カウンターなら2,750円の新規予約手数料がかかりますので注意してください。

まとめ

ピーチは徹底的なコストカットや必要最小限のサービスを提供することによって格安で空の旅ができる航空会社です。

遅延や欠航が少なく、安全性の高さを企業理念としている点でも安心して利用できます。
運賃タイプやシートタイプは自分の希望に合わせて選ぶことができ、有料の機内食も充実しています。

格安というメリットがある反面、追加サービスが有料であることをデメリットだと感じる人もいますが「空飛ぶ電車」という気軽な移動手段として利用するのであれば、非常に満足度の高い航空会社だといえます。

ぜひ旅行や出張、帰省などの足としてピーチの利用を検討してみてください。

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