那覇空港のスカイマーク搭乗口はどこ?チェックインから搭乗手続きの流れを解説
2025年07月16日

那覇空港でスカイマークを利用する際、チェックインカウンターや保安検査場、搭乗口の場所が分からず、不安に感じていませんか?
特に観光シーズンや連休中は空港内が混雑するため、事前に流れを把握しておくと安心です。
この記事では、那覇空港でのスカイマークのチェックイン(搭乗手続き)の流れや、保安検査場・搭乗口までの行き方について、初めての方にも分かりやすく解説します。
那覇空港のスカイマークのチェックインカウンターはどこ?
那覇空港のチェックインは「国内線旅客ターミナルビル3階」へ
那覇空港に到着したら、まずは「国内線旅客ターミナルビル」の3階を目指してください。
3階がチェックインロビーとなっており、各航空会社のチェックインカウンターが並んでいます。
スカイマークのカウンターは、このチェックインロビーの中央付近にあります。
ANA(全日本空輸)とPeach Aviation(ピーチ航空)のカウンターの近くにスカイマークのカウンターが位置していますので、この2社を目印にすると見つけやすいでしょう。
スカイマークカウンターの営業時間とチェックイン締切時間
那覇空港のスカイマークカウンターは、午前6時~その日の最終便が出発する時刻まで営業しています(※2025年7月26日~8月31日までの営業時間は午前4時45分~最終便出発時刻まで)。
ただし、手続きで最も重要なのはチェックインの締切時間です。
スカイマークでは、出発時刻の20分前までにチェックインと手荷物預け入れを完了させる必要があります。
この時間を過ぎてしまうと、予約していても搭乗できなくなるため注意が必要です。
特に那覇空港は、観光シーズンや連休中にカウンターや保安検査場が混雑します。
締切時間ギリギリの行動は危険なため、出発時刻の1時間半~2時間前には空港に到着し、余裕をもって手続きを始めましょう。
那覇空港でのスカイマーク搭乗手続き(チェックイン)の方法
那覇空港でのスカイマークの搭乗手続きは、「自動チェックイン機」と「有人カウンター」の2種類があります。
チェックインは出発日当日、スカイマークカウンターの営業開始時間からいつでも可能です。
チェックインに必要なもの
どちらの方法で手続きする場合でも、以下のうち、いずれか1つが必要となります。
- 予約番号または照会番号
- チェックイン用のQRコード
- 航空引換証(旅行会社などで発行された場合)
- コンビニの領収書または受領書(コンビニ払いを利用した場合)
スピーディーな「自動チェックイン機」での手続き
予約と支払いが完了している方は、有人カウンターに並ぶことなく「自動チェックイン機」で素早く手続きができます。
自動チェックイン機は、スカイマークのカウンターの近くに設置されています。
画面の案内に従って、準備しておいた予約番号の入力やQRコードの読み取りをしてください。
内容の確認後、その場で搭乗券が発行されます。
相談できて安心な「有人カウンター」での手続き
スタッフに相談しながら手続きをしたい方や、後述の「有人カウンターでのチェックインが必要なケース」に該当する方は、有人カウンターで手続きを行い、搭乗券を受け取りましょう。
【手続きの注意点】
- 複数名でご搭乗の場合:予約したグループの全員が揃ってから手続きを行ってください。
- 小さなお子様連れの場合:座席を利用しない3歳未満のお子様も、幼児搭乗券の発行が必要です。
手荷物を預ける場合のルールと注意点
スーツケースなどの手荷物を預ける場合は、チェックイン後にカウンターで預け入れ手続きを行い、手荷物の引換証を受け取ります。
自動チェックイン機を利用する場合は、搭乗券と手荷物タグを受け取った後、手荷物タグを荷物に取り付け、カウンターで預け入れ手続きを行いましょう。
- 無料手荷物許容量: 1名につき、総重量20kgまで個数制限なく無料で預け入れ可能です。搭乗者自身が利用する車いす(電動含む)、ベビーカー、チャイルドシートなどは、上記の20kgに含まず、無料で預けることができます。
- 特別な手荷物: ペット(有料預かり・機内持ち込み不可)や生鮮食品など、特別な配慮が必要なものは、出発時刻の2時間前からの預かりとなります。
- 預ける時間: 那覇空港は連休や夏休みなどに大変混雑し、保安検査に30分以上かかる場合があります。出発時刻の15分前までに保安検査を終えられるよう、出発時刻の1時間以上前など、時間に十分な余裕をもって手荷物を預けることを強くおすすめします。
【重要】有人カウンターでのチェックインが必須となるケース
以下に該当する方は、自動チェックイン機を利用できず、必ず有人カウンターでのチェックインが必要です。
- 予約・支払いが完了していない方
- 9名以上のグループまたは団体運賃をご利用の方
- 障がい者割引など、各種割引運賃をご利用の方
- 航空券の変更などで差額調整や払い戻しが必要な方
- 12歳未満のお子様単独でご搭乗の方
- 座席でチャイルドシートを利用される方
- 車いすのご利用など、搭乗時にお手伝いが必要な方
那覇空港のスカイマーク搭乗口・保安検査場はどこ?
チェックインを終えたら、保安検査場で手荷物検査・セキュリティチェックを受け、出発時刻の15分前までに搭乗口へ移動してください。
この時間を過ぎてしまうと搭乗できなくなってしまうため、場所と流れをしっかり把握して、落ち着いて進みましょう。
搭乗口・保安検査場の場所は2階出発ロビー
3階のスカイマークカウンターで搭乗券を受け取ったら、近くのエスカレーターやエレベーターで、2階出発ロビーの搭乗口・保安検査場へ移動しましょう。
那覇空港の国内線の搭乗口・保安検査場は、「A」「B」「C」の3箇所に分かれています(※那覇空港内の案内板では「出発口」と表示されています)。
搭乗券に記載されているアルファベットを確認し、指定された搭乗口へ向かいましょう。
夏休みや連休などの繁忙期は、保安検査場の通過に30分以上かかることも珍しくないので、出発時刻の1時間前には保安検査場に向かうことを目標に、早めに行動することをおすすめします。
チェックイン(搭乗手続き)完了から搭乗までの流れ
1.手荷物検査
チェックイン後、2階の保安検査場に着いたら、まず備え付けのトレイ(かご)に手荷物を入れ、X線検査装置のベルトコンベアに乗せてください。
検査をスムーズに通過するため、以下のものはバッグやポケットから出したり、体から外したりしてトレイに乗せましょう。
- 電子機器類: パソコン、スマホ、タブレットなど
- 液体類: ペットボトルや化粧品類
- ポケットの中身: 財布、小銭、鍵、ライター(1人1個まで)など
- 上着類: コート、ジャケット、パーカーなど
- 金属類: 時計、ベルト、アクセサリー類
- 指定された靴: ブーツや厚底靴、安全靴など
2.セキュリティチェック
手荷物や上着を乗せたトレイを送り出しだら、金属探知機のゲートをくぐります。
もしブザーが鳴った場合は、ポケットの中に何か残っていないかを確認し、再度ゲートを通過します。
検査が終わったら、トレイから荷物を受け取り、忘れ物がないか確認して完了です。
スムーズに通過するためにも、脱ぎ着しやすい服装や、金属の飾りが少ない服装を心がけることをおすすめします。
3.搭乗口へ
保安検査を終えたら、搭乗券に記載された番号の搭乗口へ向かいます。
搭乗口は当日の状況により急遽変更されることがあるため、館内アナウンスを聞き逃さないようにし、フライト情報ディスプレイで、ご自身の便名と搭乗口を再確認してください。
出発時刻の15分前には搭乗口に到着しているようにしましょう。
機内持ち込み・預け入れの制限品に注意
セキュリティチェックで時間を取られないよう、機内に持ち込めないものは事前に確認し、手荷物に入れないようにしましょう。
「うっかり入れていた」となりがちな代表例は以下の通りです。
| 種類 | 具体例 | 機内持ち込み | 預け入れ |
|---|---|---|---|
| 刃物・先の尖ったもの | ハサミ、カッター、工具など | × | ◯ |
| スプレー缶(化粧品・医薬品以外) | 殺虫剤、塗料、防塵用スプレーなど | × | × |
| 発火の恐れがあるもの、 リチウムイオン電池 |
電池を取り外せないコードレスヘアアイロンなど | × | × |
| モバイルバッテリー、電子タバコなど | ◯ | × |
【特に注意が必要なもの】
- ハサミやカッターナイフ: うっかり化粧ポーチやペンケースに入れがちです。見つかるとその場で放棄することになるため、必ずスカイマークカウンターで手荷物として預けましょう。
- モバイルバッテリー: スーツケースなどに入れて預けることは法律で禁止されています。必ず機内持ち込みの手荷物に入れてください。(容量制限:100Wh超~160Wh以下、1人2個まで)
那覇空港でのスカイマーク搭乗手続きについてのQ&A
Q:スカイマークのオンラインチェックインはできますか?
A:いいえ、2025年7月現在、スカイマークでは搭乗券を事前に発行するオンラインチェックインには対応していません。
そのため、ご搭乗の際は必ず空港で搭乗券を発行する必要があります。
空港での手続きは「自動チェックイン機」を利用すれば、カウンターの列に並ぶことなく、非常にスピーディーに完了します。
最も簡単でおすすめなのが、予約時に発行されたチェックイン用QRコードを使う方法です。
自動チェックイン機の読み取り部分にQRコードをかざすだけで、予約番号などを手入力する手間もなく、すぐに搭乗券を受け取れます。
チェックイン用QRコードは、スカイマーク公式サイトの予約確認ページで表示できます。
当日、空港で「サイトに繋がらない」と慌てないよう、以下のいずれかの方法で事前に準備しておくと安心です。
- 紙に印刷して持参する
- スマホで表示し、スクリーンショットを撮って保存しておく
Q:那覇空港のスカイマークカウンターで座席指定はできますか?
A:はい、可能です。
ただし、窓側や通路側などご希望の席を確保したい場合は、スカイマーク公式サイトでの航空券予約と同時に、座席指定を済ませておくことをおすすめします。
事前に指定できる座席数には限りがあるため、できるだけ早めに手続きを済ませましょう。
また、予約時に座席を指定しなかった場合でも、出発日当日に那覇空港のスカイマークカウンターまたは自動チェックイン機で座席を指定できます。
その場合、出発当日時点で空いている席からの選択となるため、ご希望の席が確保できなかったり、複数名の場合は席が離れてしまったりする可能性もあります。
以下に該当する場合は、座席指定のルールが異なるためご注意ください。
- パッケージツアーや団体旅行の場合:座席指定ができない、または指定方法が決められている場合があります。詳しくはご利用の旅行会社へ直接お問い合わせください。
- お手伝いが必要な場合:車いすのご利用など、搭乗に際してお手伝いが必要な方の座席指定については、事前に「スカイマーク予約センター」へ電話またはFAXにてお問い合わせください。
Q:スカイマークのチェックインが間に合わない時はどうすればいいですか?
A:「自己都合」なのか、「公共交通機関の遅延などやむを得ない事情」なのかによって対応が大きく異なります。
自己都合の場合:出発時刻までに予約センターへ連絡
寝坊や交通渋滞など、ご自身の都合で乗り遅れそうな場合、飛行機の出発時刻を過ぎるか過ぎないかで、取れる対応が大きく変わります。
1.出発時刻より前にできること
損失を最小限に抑えるには、出発時刻前の行動が最も重要です。
間に合わないと分かった時点で、すぐに行動しましょう。
手続きはスカイマーク公式サイト(オンライン)または予約センター(電話)で行えます。
- 予約を変更する場合: 別の便に搭乗したい場合は、予約変更の手続きを行います。運賃タイプによっては変更ができないためご注意ください。
- 予約を取り消して払い戻しを受ける場合: 搭乗自体をやめる場合は、予約の取り消し手続きを行います。運賃タイプに応じた所定の取り消し手数料・払い戻し手数料が差し引かれた額が払い戻されます。普通運賃や障がい者割引などの一部の運賃は、出発時刻前の取り消し手数料が無料です。(※SKYセールで購入したチケットは出発時刻前でも払い戻しはできません。)
2.出発時刻を過ぎてしまった後の対応
出発時刻を過ぎると、オンラインでの手続きは一切できなくなり、予約センターへの電話連絡のみとなります。
出発時刻以降も予約の変更は可能ですが、多くの割引運賃では払い戻しができなくなります。
(※普通運賃や障がい者割引運賃など一部の運賃は払い戻し可能ですが、出発時刻以降は最大5,000円の取り消し手数料が発生します。)
間に合わないと分かった時点で、出発時刻までに早めに手続きを行いましょう。
公共交通機関の遅延・運休の場合:証明書を持ってカウンターへ
電車やバスの遅延・運休といった、ご自身の責任ではない事情で間に合わない場合は、以下の手順で対応してください。
Step 1:遅延・運休の証明書を受け取る
まず、利用した交通機関から「遅延証明書」や「運休証明書」を発行してもらいましょう。
Step 2:スカイマークへ申し出る
空港に到着後、スカイマークの有人カウンターで事情を説明し、受け取った証明書を提示します(空港へ向かえない場合は予約センターへ連絡してください)。
上記の手続きを行うことで、手数料なしでの便の変更、または航空券代金の全額払い戻しといった対応をしてもらえます。
那覇空港でのスカイマーク搭乗手続きについてのまとめ
チェックインから搭乗までの基本的な流れは、「3階でチェックイン → 2階で保安検査 → 2階の搭乗口へ」です。
手続きを円滑に進めるため、以下の3つのポイントを押さえておきましょう。
1.出発2時間前の行動を心がける
特に夏休みや年末年始などの観光シーズンは、那覇空港の保安検査に30分以上かかることも想定しておく必要があります。
出発時刻の2時間前には空港へ到着するよう心がけ、時間に余裕を持って行動しましょう。
2.QRコード+自動チェックイン機を活用
カウンターの列に並ばず、スピーディーに搭乗券を発行できます。
チェックイン用のQRコードを事前にスマホへ保存しておくことも忘れずに行いましょう。
3.予約時の座席指定と荷物確認
希望の席は航空券の予約時に確保するのがベストです。
また、保安検査で慌てないよう、機内持ち込みできないものは事前に仕分けて、預け入れ荷物に入れましょう。
以上のポイントを押さえておけば、初めての方でも安心して手続きを進められます。
