スカイマークの予約変更の方法は?日時や搭乗者の名義は変更できるのか、基本を解説
2025年08月7日

旅行や出張の予定が変わり、スカイマークの予約を変更したいと思っても、運賃が予約変更に対応していなければ変えられません。
変更できる内容にも制限があるため、変更できること・できないことを正しく把握しておく必要があります。
この記事では、スカイマークの予約変更ルールを運賃別に整理し、変更範囲や変更方法をわかりやすくまとめました。
思わぬ失敗を防ぐためにも、あらかじめルールを確認しておきましょう。
目次
スカイマークの予約変更の基本

旅行や出張などで航空券を予約した後、「日程を変更したくなった」「便を遅らせたい」といった事情が生じることもあるでしょう。
スカイマークでは、運賃の種類によって予約変更の可否や条件が大きく異なります。
まずは「どの運賃で予約した場合に変更できるのか」「すべての運賃に共通するルールは何か」を把握しておくのが大切です。
運賃ごとの変更可否
スカイマークの国内線運賃には、予約内容の変更ができるものとできないものがあります。
下記の表で、各運賃の変更可否と特徴を確認してみましょう。
| 運賃名 | 予約変更の可否 | 特徴 |
|---|---|---|
| 大人普通運賃 | ○ | 満12歳以上に適用 |
| 小児普通運賃 | ○ | 満3歳以上12歳未満に適用 |
| 障がい者割引運賃 | ○ | 対象者本人と介護者1人に適用 |
| いま得 | × | 空席予測数で価格が変わる運賃 |
| たす得 | ○ | 空席予測数で価格が変わる運賃 |
| SKYセール | × | 期間限定のキャンペーン運賃 |
| 地域スペシャル | ○ | 期間・路線限定のキャンペーン運賃 |
| シニアメイト1 | × | 満60歳以上に適用 |
| 乗継運賃 | 組み合わせ運賃に準じる | 同一日中に指定便の組み合わせ乗り継ぐ際に適用 |
| 島民専用割引 | ○ | 特定の島民用割引カードを所有している場合に適用 |
予約変更が可能な運賃は有効期間内かつ出発時刻までの変更が原則です。
出発時刻を過ぎるとその航空券は無効になるため注意してください。
有効期間は基本的に365日間で、地域スペシャルのみ個別に期間が設定されます。
支払い後の予約変更において、元の予約と運賃差が生じた場合は「差額の返金を受ける」か「差額分の支払い」が必要です。
全ての運賃種別に共通するルール
スカイマークの予約変更では、どの運賃種別であっても共通する基本ルールが存在します。
- 支払い前であればどの運賃でも変更できる
- イレギュラー時はどの運賃でも返金や変更ができる
スカイマークでは決済(=購入確定)をもって予約が成立する仕組みなので、どの運賃でも支払い前であれば無料で予約内容を変更できます。
悪天候や機材トラブルなどの乗客都合でない欠航・遅延があると、運賃種別に関係なく、代替便への変更や運賃の払い戻しを受けることが可能です。
「急に予定が変わってしまった…」そんなときは、まず格安航空券センターで最安の選択肢を確認してみてください。
JALやスカイマークを含む国内5社の航空券を一括検索・即予約できるので、出発直前でも変更可能な格安チケットが見つかります。
スカイマークの予約で変更できること

スカイマークの予約では、変更できる項目が明確に定められています。
変更可能な運賃でも、どの項目でも変えられるわけではないので、注意してください。
搭乗日時は変更できる
スカイマークの予約変更が可能な運賃では、同一の運賃・区間・方向に限って、搭乗日や時刻の変更が可能です。
例えば「1月1日9:00発の羽田→福岡」を「1月3日10:00発の羽田→福岡」に変更できます。
たす得など座席数に限りのある運賃の場合、希望する便に空席がなければ変更できないため、早めの対応が欠かせません。
座席は変更できる
スカイマークの座席はどの運賃でも変更可能で、代金の支払い後でも同様です。
座席指定や変更そのものに手数料はかかりませんが、最前列の「フォワードシート」に限っては追加料金1,000円が必要になります。
予約後に「通路側から窓側に変えたい」「もう少し前方がいい」などの希望があれば、マイページや予約確認画面から変更しましょう。
たす得などの変更できるチケットが欲しいなら、格安航空券センターで「変更可」と表示された便を選ぶのがおすすめです。
最短3時間前の予約にも対応し、価格順・時間順などの並び替えも簡単。
スマホからでもスムーズに検索・予約ができます。
スカイマークの予約で変更できないこと

スカイマークには「一切変更できない」と定められている項目もいくつかあります。
これらを変更したい場合は、スカイマークの既存予約をキャンセルして、新たに予約をとり直さなくてはなりません。
キャンセルの手間がかかる前に、変更できない項目を知っておきましょう。
運賃の種類は変更できない
予約後に「別の割引運賃に変更したい」と思っても、運賃の種類は変更できません。
普通運賃からたす得に、たす得からいま得に変えるといったことはできないので、運賃の選択は慎重に行うべきです。
価格重視で予約変更のできない割引運賃にしていたけれど、変更の必要性が出て高額な取消手数料がかかった……。
こうした失敗もあり得るので、十分気をつけましょう。
区間や方向は変更できない
スカイマークでは、予約変更が可能な運賃であっても、出発地と到着地を変えることはできません。
次のように、変更できるのは同じ区間・方向の日時のみです。
| 1月1日10時発の羽田→福岡便を変更する場合 | |
|---|---|
| 変更できるパターン | 変更できないパターン |
| ・出発日を1月3日に変える ・出発時刻を15時に変える |
・羽田→新千歳に区間を変える ・福岡→羽田に方向を変える |
一度決めた区間・方向は簡単に変えられず、どうしても変えたい場合は一旦キャンセルするしかありません。
運賃によっては取消手数料や払戻手数料が発生するため、よく確認しましょう。
搭乗者(名義)は変更できない
スカイマークでは、運賃を支払ったあとの搭乗者(名義)変更は一切できません。
名前の入力を間違ったから修正したい場合でも、一度キャンセルしてから改めて予約する必要があります。
結婚で名字が変わったなどのやむを得ない事情に限り、予約センター(0570-039-283)に相談できるので、問い合わせてみてください。
スカイマークの予約変更の方法

スカイマークでは、予約変更が可能な運賃であれば、出発前に以下の方法で変更手続きができます。
- スカイマーク公式サイト
- 予約センター(電話:0570-039-283)
- 空港カウンター
ここでは、スカイマークの公式サイトから変更する手順を紹介します。
- 「予約確認・購入」から変更したい予約を照会し、予約確認画面を開く
- 「変更(搭乗便の変更)」を押す

出典:スカイマーク「【国内線】予約を変更する操作方法を教えてください。」
- 希望の日時を検索・選択する

出典:スカイマーク「【国内線】予約を変更する操作方法を教えてください。」
変更希望便を選んだあとは、画面の案内にしたがって必要な情報を入力し、変更を確定します。
運賃に差額がある場合は追加料金や返金額が表示されるため、支払い方法や返金方法を確認して手続きを済ませておきましょう。
スカイマークの運賃ごとに異なる予約変更のポイント

スカイマークでは運賃の種類によって、予約変更の可否や対応方法が大きく異なります。
とくに割引運賃は制約が厳しく、変更が一切できないものもあるため、チケット購入前の確認が非常に重要です。
ここでは、「いま得」「たす得」「普通運賃」の3つの主要運賃について、それぞれの予約変更の特徴と注意点を整理します。
いま得の場合
「いま得」は、スカイマークが提供する中でも特に割引率の高い運賃のひとつです。
購入タイミング次第では普通運賃の70%以上安くなることもある一方、座席以外の変更には一切対応していません。
さらに、キャンセル時にかかる取消手数料が、次のようにほかの運賃より高めに設定されています。
| 主な運賃 | 出発前の取消手数料 | 出発後の取消手数料 |
|---|---|---|
| いま得 | 6,000円 | 5,000円 |
| たす得 | 4,000円 | 払戻不可 |
| 普通運賃 | 無料 | 払戻不可 |
予定変更さえなければ格安で乗れる運賃ですが、日時の変更が必要になると高くつく可能性が出てきます。
出発後の変更は不可能で、払い戻しもしてもらえません。
いま得は、自己都合での予定変更がないと言い切れる場合に選ぶのがおすすめです。
たす得の場合
「たす得」は、いま得に比べると柔軟性が高い割引運賃です。
空席状況に応じて価格が変動する点は同じですが、たす得なら予約変更ができます。
同一路線の同一運賃であれば、たす得の予約期日である出発前日まで、予約変更が可能です。
ただし、たす得は座席数制限のある運賃なので、変更を希望する便に空きがない場合は変更できません。
格安の割引運賃でありながら予約変更にも対応するとして人気が高いため、空きが埋まらないうちに変更を検討することをおすすめします。
普通運賃の場合
普通運賃(大人・小児)は、スカイマークの中でも最も柔軟な変更ルールが適用される運賃です。
日時の変更はもちろん、出発前であればキャンセルも無料で行えます。
この「無料キャンセル」を活用すれば、実質的に運賃種別や区間を変えることも可能です。
例:
- 出発前に「羽田→福岡(普通運賃)」を無料キャンセル
- 新たに「羽田→那覇(いま得)」で再予約
厳密には予約変更ではなく取り直しにはなりますが、普通運賃であれば急な予約変更のリスクにも手数料を気にせず対応できます。
普通運賃は「変更の可能性がある」「予定が不確実」な人にとって最も安心な選択肢です。
まとめ:スカイマークの予約変更ができる範囲に要注意
スカイマークの予約変更は、運賃によって対応範囲が異なります。
普通運賃やたす得は出発前であれば日時を変更できますが、いま得などは一切変更できません。
また、いずれの運賃でも搭乗者の名義や区間、運賃種別の変更は不可です。
予約の時点で変更可否を確認しておき、スケジュール変更の可能性を考えた上で運賃を選びましょう。
格安航空券センターでは、変更可能な航空券や出発直前の空席もスピーディーにご案内します。
条件に合う航空券が見つかれば、その場で予約・決済も可能。
キャンセルか、取り直しかで迷ったら、まずは最安値の再検索がおすすめです。
