スカイマークのキャンセル方法は?取消手数料や払い戻しまで徹底調査!
2025年06月12日

スカイマークで予約したチケットをキャンセルするには、別途の手続きや手数料が必要です。
キャンセルする運賃の種類やタイミングで事情が大きく異なるので、十分に注意しなくてはなりません。
この記事ではスカイマークのキャンセル手数料や払い戻しの方法、いつどうやってキャンセルすればいいのかを徹底的にまとめました。
急な体調不良や予定変更など、自己都合でキャンセルしたい時に、ぜひ参考にしてください。
スカイマーク予約便のキャンセルに必要な手数料
スカイマークの予約便をキャンセルする場合、チケットの購入前なら手数料はかかりませんが、購入後なら「取消手数料」「払戻手数料」のどちらも必要になります。
やむを得ずキャンセルする際はできるだけ購入前に行いましょう。
ここでは購入後にキャンセルする場合の2種類の手数料と、そもそも払い戻しができるかどうかについて解説します。
取消手数料と払い戻しの可否
スカイマークでは自己都合によるキャンセルの場合「取消手数料」がかかります。
取消手数料は「運賃の種類」と「キャンセルするタイミング」で異なるほか、払い戻しの可否も変わる点に注意が必要です。
運賃の種類 | 航空券の購入後~出発時刻まで | 出発時刻以降 |
---|---|---|
普通運賃 | 無料 | 5,000円 ※小児は半額 |
障がい者割引運賃 | 無料 | 5,000円 |
SKYビジネス | 無料 | 5,000円 |
いま得 | 6,000円 | 払い戻し不可 |
たす得 | 4,000円 | 払い戻し不可 |
SKYセール | 払い戻し不可 | 払い戻し不可 |
地域スペシャル | キャンペーン設定内容による | 払い戻し不可 |
シニアメイト1 | 5,000円 | 払い戻し不可 |
乗継運賃 | 無料 | 払い戻し不可 |
島民専用割引 | 無料 | 1,500円 |
取消手数料は大人と子供のいずれも同額が基本ですが、普通運賃のみ子供の取消手数料は大人の半額になります。
出発前にキャンセルするか、出発後にキャンセルするかで料金差が大きく、出発後は払い戻しが一切できない運賃もあるため気をつけましょう。
払戻手数料
購入代金の払い戻しに必要な「払戻手数料」は、一律500円です。
下記のように例外的に扱いが変わることもありますが、基本的には大人も子供も一人一区間につき500円がかかります。
スカイビジネス以外 | スカイビジネス(法人専用) |
---|---|
一律500円 | 出発時刻までは無料、出発後は500円 |
スカイビジネス以外は原則一律500円が必要なので、スカイマークチケットを払い戻す場合、ほとんどのケースで500円がかかります。
キャンセルしたチケットを払い戻してもらう場合、取消手数料と払戻手数料500円のどちらも支払いが必要です。
スカイマークの払い戻し期間と金額
スカイマークでキャンセルしたチケット代金は、払い戻しのルールに基づいて返金されます。
いつからいつまでに手続きすればいくら返ってくるのか、疑問別にみていきましょう。
払い戻しはいつからいつまでに行う?
スカイマークの払い戻しには「払戻有効期間」があり、この期間内の手続きが必要です。
払戻有効期間は、運賃ごとの有効期間から10日以内に設定されています。
運賃ごとの有効期間は以下のとおりです。
運賃 | 有効期間 |
---|---|
・大人普通運賃 ・小児普通運賃 ・障がい者割引運賃 ・たす得 ・島民専用割引 |
航空券の発行日の翌日から365日間 |
・地域スペシャル | 当該地域スペシャルの設定期間内 |
・いま得 ・SKYセール ・シニアメイト1 |
予約便のみ有効 |
いま得やSKYセールなどの予約変更に対応していない運賃は、有効期間が出発日当日なので、その翌日から10日以内の手続きが必要です。
さらに、変更できない運賃は出発時刻を過ぎると払い戻し自体もできないため、定時までにキャンセルしなくてはなりません。
ほかの運賃では払戻有効期間に余裕があるものの、基本的には忘れないうちに早めに手続きすることをおすすめします。
どれくらい払い戻される?
払い戻される金額は、下記の式で求められます。
払い戻される金額 = 運賃 + 国内線旅客施設使用料 – (取消手数料 + 払戻手数料500円) |
普通運賃20,000円、国内線旅客施設使用料550円だった場合(出発以降のキャンセル): 20,000 + 550 – (5,000 + 500) = 15,050円 |
払い戻しできないチケットのキャンセルであっても、国内線旅客施設使用料(空港使用料)は払い戻してもらえます。
施設使用料は運賃に含まれており、空港ごとに金額は違いますが、スカイマークが就航している空港は100〜550円の範囲です(小児半額の空港もあり)。
予定変更の可能性がある場合は、キャンセル時の返金額を見積もっておきましょう。
スカイマークチケットのキャンセル方法
予約した便を取り消すには、スカイマークの公式サービスを使った以下の方法があります。
- ホームページから手続き(予約内容ページ、チャットサポート)
- 予約センターへの電話(0570-039-283、直前予約の場合は0570-055-283)
- 全国のスカイマーク空港カウンター
ただしキャンセルのタイミングによっては、以下の支払方法ごとに手続きの選択肢が制限されます。
支払い方法・場所 | 出発時刻前まで | 出発時刻以降 |
---|---|---|
クレジット決済 | ホームページから可能 | 予約センターのみ |
コンビニ決済 | ホームページから可能 | 予約センターのみ |
旅行代理店 | ホームページから可能 ※運賃による | 代理店への問い合わせ |
ここではスカイマークのホームページからパソコンやスマホを使ってキャンセルする方法を解説します。
予約内容ページからキャンセル
出典:スカイマーク「【国内線】予約した航空券を取り消すにはどうしたらよいですか?」
スカイマークのホームページから予約内容が確認できるページを開き、そのまま予約をキャンセルします。
- ホームページの「予約確認・購入」から予約内容を照会
- 「全取消」(パソコンは「ご予約の取消」)を選択
- 連絡先などの情報を入力して取消確定
スマホとパソコンの画面ではページやボタンの名称がやや異なりますが、いずれも予約内容を確認できる画面からキャンセルが可能です。
キャンセルを確定すると、入力したアドレスに取消内容を確認するメールが届きます。
チャットサポートからキャンセル
出典:スカイマーク「【国内線】チャットサポートでオペレータに繋ぐにはどうしたらよいですか。」
スカイマークのホームページにあるチャットサポートを使ってもキャンセルできます。
スマホ、パソコンのどちらからでも利用可能です。
- ホームページの「お問い合わせ」にアクセス
- 画面下側にある「SKYMARKチャットサポート」から「予約変更・取消」を選択
スマホの場合は画面下、パソコンの場合は画面右下に表示される小窓から入力画面を開いて使用しましょう。
キャンセル手続き以外にも、不明点があればチャットサポートに問い合わせてみてください。
「思ったより簡単にキャンセルできる」と感じた方も多いのでは?
スカイマークはLCCに比べて柔軟な対応が多く、万が一の変更にも備えやすい航空会社です。
格安航空券センターでもお得なスカイマークチケットを予約できるので、安心して選べる選択肢として価格をチェックしてみましょう。
キャンセルしたスカイマークチケットの払い戻し方法
キャンセルしたチケットの払い戻し方法は、代金を支払った方法や場所により異なります。
払い戻し方法が選べる場合、キャンセル時に選択肢が出るので、各特徴を知った上で選択してください。
クレジット決済の場合
チケット代金をクレジットで支払った場合、支払ったときと同じカードに返金されます。
返金処理には時間がかかることがあるので、通知や返金状況を随時確認してみましょう。
コンビニ決済の場合
予約便の代金をコンビニで支払った方が【ご予約の取消】ボタンをクリックすると、「払戻方法選択」が表示されます。
払い戻しの方法は、次の3つから選択可能です。
払い戻し方法 | 概要 |
---|---|
ローソンで返金 | ・払い戻し金額1万未満のみ利用可能 ・取り消しから10日以内が期限 ・要システム手数料220円 |
銀行振込で返金 | ・金融機関を指定して利用可能 ・要システム手数料220円 |
スカイマーク空港カウンターで返金 | ・現金またはクレジットカードに返金 |
ローソンでの返金を選択した場合は、取消処理から10日以内に店頭で返金を受けなくてはなりません。
その際は取消完了時のメールに書かれている「受付番号」と、連絡先の電話番号が必要になるので、忘れないよう持参しましょう。
旅行代理店で支払った場合
旅行代理店でチケット代金を支払った場合、払い戻しは旅行代理店にて行われます。
クレジットカードやコンビニ決済などの支払方法に関係なく、代理店に問い合わせてください。
こんなときどうする?スカイマークのキャンセルQ&A
この項ではスカイマークでの予約がキャンセル可能かどうか、判断しづらい個別のケースについてみていきます。
キャンセルではなくほかの選択肢をとりたい場合もあわせて紹介しましょう。
複数人の予約の一部はキャンセルできる?
何人かのグループで飛行機を予約し、一部の便だけキャンセルしたい場合は、対象者が「一部の人だけ」か「全員」かで手続き先に制限があります。
一部の搭乗者の便だけキャンセルしたい | 全員の便をキャンセルしたい |
---|---|
「全便」をキャンセル: ホームページや予約センターにて可能 |
「全便」「一部の便」をキャンセル: ホームページや予約センターにて可能 |
「一部の便」をキャンセル: 予約センターでのみ可能 |
一部の搭乗者の一部の便だけをキャンセルしたい際は、ホームページからではなく予約センターに電話しましょう。
ほかのケースではインターネットを通じてホームページから手続きが可能です。
「予約確認・購入」から予約内容を照会し、手続きしたい内容に応じて以下のいずれかを選んでください。
- 一部の搭乗者の全便をキャンセル:搭乗者の取消
- 全員の一部の便をキャンセル:搭乗便の取消
- 全員の全便をキャンセル:ご予約の取消
病気やけがを理由にキャンセルできる?
病気やけがを理由とするキャンセルは、条件付きで手数料なしの全額払い戻しを受けられます。
搭乗予定日から10日以内に医師の診断書を提出することが条件です。
病気やケガを含む特殊なケースでスカイマークをキャンセルしたい場合は、状況に応じて対応が変わるので、詳細を確認しておきましょう。
キャンセルせずに代わりの人が搭乗してもいい?
予約した便に乗れなくなっても、別の人が乗ることはできません。
家族であったとしても、航空券に記載されている人以外が乗ることは、スカイマークの決まりで禁止されています。
元々の搭乗者の予約取り消しと払い戻しの手続きをした上で、新たに乗る人の予約をし直してください。
キャンセルではなく予約の変更はできる?
予約した飛行機に乗れなくなった場合、キャンセルして払い戻すほかに、搭乗日や搭乗便を変更することができます。
ただし、チケットの種類によっては変更できないものがあるので、その場合は一旦キャンセルするしかありません。
取消手数料や払戻手数料を支払ってキャンセルを完了させてから、改めて変更したい内容にて予約しましょう。
変更可能な運賃ならお得に予約変更ができるので、運賃や変更タイミングといったスカイマークの予約変更ルールを知った上で購入すると安心です。
まとめ:スカイマークのキャンセルは運賃やタイミングに注意
スカイマークでのキャンセルは、運賃の種類やタイミングによって変わる手数料に気をつけなくてはなりません。
一方で、LCCに比べると自己都合によるキャンセルであっても払い戻しができることが多いため、早めに手続きするようにしてください。
公式サイトにて運賃の仕様を確認し、旅行の日程が変わる可能性に応じて最適な運賃を選ぶのがいいでしょう。
キャンセルに関する不安が解消したら、早めにチケットを押さえるのが正解です。
スカイマークで人気のたす得やいま得は、空席予測数に応じて価格が変動するため、席が埋まってくると高くなる恐れがあります。
格安航空券センターの検索機能で、希望日のチケットをサクッと予約しておきましょう。