スカイマークに往復割引はある?片道予約との違いやお得な買い方を解説
2025年08月7日

飛行機を往復で予約すれば「往復割引」で安くなると思っていませんか?
往復割引はどの航空会社にもあるとは限らないため、注意が必要です。
今回はスカイマークにおける往復割引の有無、往復で予約したい場合の方法や片道との比較情報をまとめました。
チケット代を抑えたい人こそ、スカイマークが往復と片道をどう扱っているかを知っておく必要があります。
目次
スカイマークに「往復割引」はある?

スカイマークでは「往復割引」は提供されていません。
一般的に往復割引とは、行きと帰りの飛行機をまとめて予約することで、同じ航路を片道で予約するよりもチケット代が安くなるシステムです。
スカイマークにはこの往復割引がなく、システム上も「往復予約」というパッケージ化された仕組みはありません。
行きと帰りをそれぞれ片道として取り、一括で予約することで、形式上は往復便として購入できます。
往復予約にこだわるよりも「いつ予約すればスカイマークのチケットが安くなるか」を知ることが、格安航空券を手に入れるコツです。
スカイマークの往復・片道どっちがお得?ケース別に比較

スカイマークでは原則として片道ずつの予約が基本ですが、1回の予約で行きと帰りの航路をまとめて押さえることはできます。
1回の予約で行きと帰りの便をまとめて購入するのか、ひとまず片道だけ予約・購入するのか、どちらがお得な買い方なのでしょうか。
以下では、それぞれの予約スタイルが向いているケースを比較しながら、おすすめの選び方を解説します。
予約の手間やミスが気になる場合
予約にかかる手間を抑えたい、ミスなくスムーズに買いたい場合は、往復便をまとめて予約をするのがおすすめです。
予約時に必要な搭乗日や人数、氏名などの入力が一度で済むため、確認ミスや入力漏れの防止につながります。
また、領収書が往復で1枚にまとまるため、法人の出張精算などでも扱いやすく、経理業務の負担軽減にも効果的です。
飛行機の予約に慣れていない方や、仕事の合間に急ぎでチケットを確保したい方にとっては、往復形式の予約で安心を得られるでしょう。
帰りの予定が読めない場合
「旅行先での滞在時間が延びるかも」「仕事が早く終わるか読めない」といった、帰りの予定が不確定な状況では、片道だけの予約が好都合なことがあります。
例えば、スカイマークの「いま得」がもっとも安いからと往復どちらの便もいま得で一括予約し、帰りの日程を変更したくなった場合、いま得は無料の予約変更に対応していないため、手数料がかかってしまうのです。
帰りの予定が読めないときは一旦片道だけ予約しておき、日程が確定してから復路の予約をすると、余計な手数料を支払う心配が減ります。
また、復路は予約変更がきく「たす得」を選ぶ手もあるので、スカイマークのいま得・たす得の違いをチェックして考えるのもおすすめです。
複数人で近くの席に座りたい場合
家族旅行や友人との旅行など、複数人で隣同士の席に座りたい場合には、往復形式の一括予約が便利です。
スカイマークでは無料で座席指定が可能ですが、片道ずつ予約する場合、それぞれの区間を別タイミングで予約することになり、空席状況によってはバラバラの席になるリスクがあります。
特に混雑する時期や人気路線では、早い段階で並び席が埋まってしまうこともあるのです。
往復形式で先に予約しておけば、行きも帰りも早めに座席指定できるため、家族や友人と一緒に座れる可能性が高まります。
同行者との座席確保を最優先したい場合は、往復形式でまとめて予約するのが安心です。
片道が予約期間外の場合
予約時点で選択したい運賃が受付期間外の場合、片道分はあとから分けて予約する必要があります。
例えば「シニアメイト1」は、搭乗の前日7時から搭乗当日までが予約期間です。
以下のように、日程次第では往復便の一括予約ができません。
| 1泊2日の予定で乗る場合 | 2泊3日の予定で乗る場合 |
|---|---|
| 往路出発:1月1日 復路出発:1月2日 1月1日に予約すれば復路便もまとめて予約可能 |
往路出発:1月1日 復路出発:1月3日 復路便の予約ができるのはの1月2日7時以降なので、一括予約は不可能 |
スカイマークではほかにも「SKYセール」「地域スペシャル」といった期間限定の運賃を販売することがあります。
予約時点ではまだ予約を受け付けていない運賃を選びたい場合は、あえて別々に予約をとることで、チケット代の節約に役立つでしょう。
チケットの予約タイミングに迷ったら、航空券のプロに相談してみませんか?
格安航空券センターでは、スカイマークを含む主要航空会社のチケットを取り扱い、予約時点での最安値をご案内しています。
片道・往復どちらが得か、変更可能な便があるかなど、専任のトラベルアドバイザーにお問い合わせください。
スカイマークの往復予約の方法

スカイマークで往復の便を予約したい場合は、片道の便を2回選択する必要があります。
例として、公式サイト(スマホ版)を利用した予約方法をみていきましょう。
- 「空席照会・ご予約」から希望条件を入力して往路の航空券を検索する
- 希望の運賃を選択後、「+便追加」を押す
- 復路便の日程などを入れて検索→希望の運賃を選ぶ
- 画面にしたがって必要な情報を入力し、予約を確定する
往復便の運賃をそれぞれ選択したら人数分の搭乗者情報を入力して「次へ」を押し、案内に沿って予約確定まで進みます。
予約を確定しただけでは一定期間で自動的にキャンセル扱いになるため、「購入」から支払いを済ませることも忘れないようにしましょう。
このように、往復予約といっても片道分を1回ずつ登録しなくてはならない点に注意し、一括で手続きを済ませたい場合は活用してください。
スカイマークの往復予約でよくある疑問

スカイマークで往復便を活用したい際に浮かびやすい疑問をまとめました。
片道だけキャンセルする方法は?
往復便のどちらかをキャンセルしたい場合、出発時間までであればスカイマーク公式サイトにて手続き可能です。
- 公式サイトの「予約確認・購入」からキャンセルしたい予約を照会する
- 搭乗便情報の下にある「取消」(PCの場合は「搭乗便の取消」)を押す
片道の便だけを取り消すよう慎重に操作しましょう。
「全取消」または「ご予約の取消」を押してしまうと、全行程がキャンセルされるので注意してください。
出発時間を過ぎてしまってからのキャンセルは、予約センター(0570-039-283)に問い合わせてください。
他社便を使って往復できる?
行きはスカイマークで帰りはANAやJALを使うなど、他社便を含めた往復は自己責任の上で行えます。
ただし、予約内容の管理が別々になるほか、荷物のルールも各社に合わせなくてはなりません。
例えば、スカイマークでは荷物サイズの3辺合計が原則230cm以内なら無料で預けられますが、ANAは203cm以内で無料です。
飛行機に乗り慣れていない方は、スカイマークで往復便をまとめて予約しておくのが無難でしょう。
他社の往復どちらかの便が欠航したら?
他社便を含めて往復する予定だったものの、他社便が欠航した影響でスカイマーク便に乗れなくなることも想定されます。
その場合、次の条件を満たせば無料で振り替えやキャンセルが可能です。
- 欠航や遅延の事実がわかる証明書を取得する(他社)
- 出発予定日から10日以内に証明書の提出と申し出を行う
スカイマーク便に乗れないとわかった時点で早めに証明書を取得し、期限内に空港カウンターまたは予約センターに申し出ましょう。
まとめ:スカイマークに往復割引はない!状況に応じて柔軟に予約を
スカイマークに往復割引はなく、行きと帰りの便を同時に予約しても特別お得になることはありません。
「往復予約」とはいっても、厳密には往路と復路を個別に選択し、予約手続きを一括で行うことになります。
別々に予約したほうが良いケースもあるので、状況に応じて使い分けてください。
スカイマークで重要なのは、往復予約よりも「最安の便をどう選ぶか」です。
格安航空券センターなら、スカイマークを含む国内5社の航空券から、出発・帰着の便を柔軟に組み合わせて、最適な価格をご案内します。
スマホから24時間検索できるので、まずは最安ルートをチェックしてみてください。


